№1 拷問耐え抜き、極楽目指せ《ジョン・ファディス(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。 
 ジャズトランペット「ジョン・ファディス」のレコード紹介です。
 音符
 

鼓膜がい、耳に穴が開く!

まるで、監獄閉じ込め・問状態

超・超・イトーン・ロングトーンの連発!

①『インツー・ザ・ファディスフェア』(89)
《Into The Faddisphere/Jon Faddis》
ジョン・ファディス(tp)、ルネ・ロスネス(p)、

フイル・ボーラー(b)、ラルフ・ピーターソンJr.(ds)。
 

針を下すや、ボリュームを下げた。
こんなイトーン連発の野郎は他に居ない。
とにかく、細く・鋭い。


一本のった長~いピアノ線が脳味噌に飛んで来る。
鼓膜が痛い、穴が開くようだ。

D.ガレスピーが得意としていたはず。
実は歴史的有名人のラッパを殆ど聴かない。
だから比較できないが、これだけ耳が痛いのはめて。

1曲目、お得意芸のハイトーンにられっ放し。
リズム陣は単純2ビートで淡々と流す。

突んざき音はよりクローズアップされる。
まさしく監獄に閉じ込められた問状態。

不思議なことに慣れてくるとみ付きになる。
何の芸も無いような超ハイトーン。
他に出来る奴がいないから、やっぱ凄いのか。

 

音譜 イトーン・ロングトーン連発のファディスをお聴きください。