№1 シャウト一声、吹き飛ばし《デラ・リース(女性Vo)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

キスマークご訪問ありがとうございます。
 女性ジャズヴォーカル「デラ・リース」のレコード紹介です。キスマーク

 

大津波が押寄せる程に、盛りりに力強い。
スペルにブルース臭を、ばんばん撒散らす。

このダイナミック歌唱、R&B・ソウルが本業か。

 

一句

 “デラ様の シャウト一声 吹きばす”

①『ア・デイト・ウイズ』(58)
《A Date With Della Reese At Mr. Kelly's In Chicago》
デラ・リース(vo)、カーク・スチュアート(p)、

デイヴ・ポスコンカ(b)、ジャック・ノーレン(ds)、他。

 

《女性ジャズヴォーカル Blog紹介》

②『Lee Wiley』№2 女性の情感、背景に映す

②『Jerri Winters』№2 エンタメ・シンガー!様変わり


力強い、盛り盛りに・力強い。
大津が押寄せ、身体丸ごともっていかれる。

そんな迫力に満ちている。


とても・とても、私の好みにならない。
ライヴのファンサービスだからか。

余計に、ーヴァー・ヴォイスなんだろう。

ピアノトリオをバックに、自由放唄いきる。
脳天突き刺す、思いっきりのシャウト。
バズーカ砲を一発喰らった・ど突き回しである。

4ビート乗り乗り、スウィングしっ放し。

スペルに、ブルースの充満しきった臭い。

こんな匂いを、ばんばん撒き散らす。


ブルース・ゴスペルが得意だったのか。

初期の頃、そんなアルバムがあるという。
R&B・ソウルど真ん中で、活躍してもおかしくない方である。

 

 一句

 “デラ様の シャウト一声 吹きばす”


「All of Me」。
音譜私の心の一部を奪ったなら、

 私の全てをってもいいじゃない。
 

何とも強烈なめ台詞である。
彼女は、速いテンポでリズミカルに唄いこなす。
強く・明るく「ルンルン」楽しく愉快に。


私の好みなら、こんな風に唄って欲しくない。
強い責め台詞は「と~」と内面の強さで。

強さを内に秘め、唄って欲しいのだが。

 

キスマーク 「私の全てをって・・」かなり強気で、ぐいぐい唄いきります。