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ジャズピアノ「ジェラルド・ウィギンス」のレコード紹介です。
代表アルバム、「80日間世界一周」In Jazz。
ストーリーを奏でる、ラウンジピアノか。
ラグジュアリーな、心のオアシスに。
一句
“ジャズピアノ 世界を観せて 曲は飛ぶ”
③『アラウンド・ザ・ワールド・イン・80デイズ』(63)
《Around The World In 80 Days In Modern Jazz/Gerald Wiggins》
ジェラルド・ウィギンス(p)、
ユージン・ライト(b)、ビル・ダグラス(ds)。
《Gerald Wiggins Blog紹介》
①『The Gerald Wiggins Trio』№1 吹飛べ、ちゃらちゃらの
②『The KIng And I』(57)№2 劇的に、観せるピアノ
②『The King And I』は、ミュージカル。
当③は、映画「80日間世界一周」。
これが、代表アルバムとされている。
②に続き、ウィギンスの個性が巧く現れている。
テーマを3つのパターンで表現し収録。
軽快に、ノーマルに＆スローな曲調で。
映画をご存知の方は、物語を想いだすのでは。
それだけ、巧く曲調を活かしている。
ストーリーを巧みに活かしたテクは流石だ。
一句
“ジャズピアノ 世界を観せて 曲は飛ぶ”
ただ、余りにも原曲に忠実だからか。
軟弱なラウンジピアノ？ カクテルピアノ？
ジャズから遠のいた安っぽさが漂ってならない。
右から左の耳へ、前頭葉から後頭部へ。
スムースにスルーするウィギンスのピアノ。
私なんか、そんな評価しかしないいだが。
心のオアシス、隙間を埋める一時の耳休めか。
ラグジュアリーな感覚で楽しむ１枚です。
軽快にメロディアスに奏でるピアノをお楽しみ下さい。
