№2 シャウトで奪う、恋心《デラ・リース(女性Vo)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

キスマークご訪問ありがとうございます。
 女性ジャズヴォーカル「デラ・リース」のレコード紹介です。キスマーク

 

リズムは「てきぱき」、シャウトは「つこく」。

家系ラーメンか? 切れ&濃厚「ろっ」と攻め。

肌を刺すのアクセント、もっとマイルドでも。

 

一句

 “力づく シャウトでう 恋心”

②『ホワット・ドゥー・ユー・ノウ・アバウト・ラヴ』(59)
《What Do You Know About Love/Della Reese》
デラ・リース(vo)、

レグ・オーエン(orc.)、ストリングス。

《Della Reese Blog紹介》
①『At Mr. Kelly's In Chicago』№1 シャウト一声、吹き飛ばし

 

《女性ジャズボーカル Blog紹介》

⑨『Joni James』(61) №9 4ビート!ちょっとだけジャズ

 

①は力強さで責め込む、シャウトのデラ様。
トリオをバックに、4ビートの乗りで攻めた。
ライヴ・パフォーマンスの魅せ場であった。

打って変わり、当②はストリングス・バックで。
全曲スロウテンポで、「じっくり」聴かす。
ただ、じっくりでも「じとっ」とはしない。

 

アクセントが強く、リズムは「てきぱき」と。
やはりシャウトは、「つこさ」たっぷりである。
まさしく、家系ラーメンのようだ。

切れもあり、濃厚な旨味が「ろっ」と攻める。

「When I Fall In Love」。

恋心の重さを、太く・丁寧に唄う。
だけなら良いが、アクセントの強さが肌に刺す。
のアクセントを外し、優しくマイルドに。
と、望むのだが。

 

 一句

 “力づく シャウトでう 恋心”


ストリングスの豊さを、アクセントで起する。
彼女のブルージーなセンスがそうさせるのか。
とても迫力シャウトのデラに近づけない。

そんな性の自分が居ます。

 

キスマーク 棘のクセントを外し、優しくマイルドに唄って欲しいんですが・・。