№2 女性の情感、背景に映す《リー・ワイリー(女性Vo)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

キスマークご訪問ありがとうございます。
 女性ジャズヴォーカル「リー・ワイリー」のレコード紹介です。キスマーク

 

白人女性ジャズヴォーカル、の草け!

語るように・さり気なく、口さむ!
女性の情感&哀、唄う背景に映す!

 

一句

 “口ずさむ 込める感 ジャズの唄”

②『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』(56)
《As Time Goes BY/Lee Wiley》
リー・ワイリー(vo)、

ラルフ・バーンズ(orch.,Arr.)、ビリー・バターフィールド(tp)、他。

 

《Lee Wiley Blog紹介》

①『West of The Moon』(56)№1 酒焼の喉、精気を内に秘め

 

《女性ヴォーカル Blog紹介》

①『(Swed)Monica Borrfors』№1 澄み響く!アイス・ヴォイス


人女性ジャズヴォーカルの草分け。

と称され、こんな看板を背負うリー。


と言われると、特別に凄いシンガー。
ステージ映えする・やかに輝く女性。
何て、イメージをもってしまうが。


全くの真逆で「口さむ」かのような。
語るように、さり気なく唄ってくれる。

まさしく畳半スタイル、私の好みである。
普通っぽくて、自然体の歌声のリー。

そんな歌声が、彼女の本質を隠している。
 

女性の情感が支える「哀」を背景に映す。
さり気なさの影に、リーの人生観を映し出す。

唄う詩が分からない、それが残念でならない。

 

 一句

 “口ずさむ 込める感 ジャズの唄”


当②はA面に①を収めた2セッションを収録。
91年にリリースされた輸入盤を聴いている。
①の国内盤と異なるリアーな音質に驚く。

新たなケリーを観た感覚は、別格もの。

女性ヴォーカルの録音のし悪し。

こんなにヴォーカルの質を、左右するとは。
どっちがリー・ワイリー?と思うほどである。

 

キスマーク 語るように、さり気なく唄う「四半」スタイルのリーをお聴き下さい。