№15 あおる手拍子!馬鹿騒ぎ《キャノンボール・アダレー(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「キャノンボール・アダレー」のレコード紹介です。音符

 

ライヴ第五弾、レピのザビヌル登場!

強引な8ビートにのり、大馬鹿ぎMAX!

路線大爆走、そのDNAこれ1枚に凝縮!

 

一句

 “ジャズライヴ 煽る手拍子 馬鹿ぎ”

⑮『マーシー・マーシー・マーシー』(66)
《Mercy,Mercy,Mercy!Libe at “The Club”/Cannonball Adderley》
キャノンボール・アダレー(as)、

ナット・アダレー(cor)、ジョー・ザヴィヌル(p)、

ヴィクター・ガスキン(b)、ロイ・マッカーディ(ds)。


《Cannonball Adderley Blog紹介》

⑬『Live! 』(65)№13 特急ビート!無我夢中

⑭『Cannonball In Japan』(66)№14 Mercy~!石の上に五年

 

ついに、レピのザビヌルの登場である。
曲はオリジナルの「Mercy,Mercy,Mercy」。
メンバと録音年は⑭『In Japan』と同じ。
⑭では生ピアノだったが、ついにエレピの登場。

牧歌的メロディーの心暖まる曲であったが。
エレピの出現でポップスを強調、観的曲調に大変身。

 

強引なドラムの8ビートで、ライヴ感を放出。
メロディー豊かなプレイだったが。

異次元のっぽいプレイに変身した。

当⑮はシカゴの「The Club」でのライヴ録音。
ライヴ第五弾目の紹介だが、過去最大の大馬鹿ぎ。


強烈な8ビートにのる、観客の手拍子。
ファンキーど真ん中のアダレー兄弟。
あおりまくりのドラムと共に、天間近のファンクぶり。

 

 一句

 “ジャズライヴ 煽る手拍子 馬鹿ぎ”


今後、大路線大爆走となる直前のプレイ。
そんなファンキー資質DNAがこの1枚に凝縮。
そんな中、ールにプレイするザビヌル。
このコントラストが面白い。

 

音譜 会場の大馬鹿騒ぎと共にファンキー真っしぐらのプレイをお楽しみ下さい。