(続)№13 特急ビート!無我夢中《キャノンボール・アダレー(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「キャノンボール・アダレー」のレコード紹介です。音符

 

又又・ライヴ、又又・馬鹿陽気ファンキー!

ロイドの作曲で、たなキャノンボールが!

特急スピードで無我夢中、裂音が飛散!
 

一句

 “爆裂音 特ビートに 無我夢中”

⑬『ライヴ!』(65)
《Live! /Cannonball Adderley》
キャノンボール・アダレー(as)、

ナット・アダレー(cor)、ジョー・ザヴィヌル(p)、

チャールズ・ロイズ(ts,as)、サム・ジョーンズ(b)、ルイ・ヘイズ(ds)。
 

《Cannonball Adderley Blog紹介》

⑪『Nancy Wilson』(61)№11 歌伴!押殺しのファンキー

⑫『In New York』(62)№12 目立って何ぼ!Y.ラティーフ


⑫『In NewYork』に続き、又もやライヴもの。
ただでさえ、ファンキー・パワーが強いのに。

ライヴのファンサービスも加え、馬鹿陽気。

こんなんだから、好きになれないのだが。
メンバはテナーが、イドに交替。

他は⑫と変わらない。
 

このメンバは長く固定したようだ。

⑫のNY-Live、3年後の当⑬Los-Liveに続く。
又もや・同じようなファンキー・プレイだが。

何か真しいものはないか、と聴き入ってみる。

「Sweet Gergia Bright」。
従来にない特スピードのスリルが味わえる。
ここでのキャノンボールは、激々で楽しめる。
これはロイドのアルト?と思う程に、カラーが塗り変わった。

 

特急ビートと、せめぎ合う凄まじさが聴きもの。
捲し立てる音の裂音が砕け散っていく。
無我夢中・昇天間近のプレイが聴きものです。

 

 一句

 “爆裂音 特ビートに 無我夢中”

 

ちなみに、この曲はイドの作曲。

メンバ交替の価値はこんなところにあるのか、と。

 

音譜 無我中で吹きまくり、陽気さを忘れたアルトをお楽しみ下さい。