№14 Mercy~!石の上に五年《キャノンボール・アダレー(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「キャノンボール・アダレー」のレコード紹介です。音符

 

ライヴ第四弾、「Mercy,Mercy~」お披露目!
オーストリア香る、大的・牧歌メロディー!

まさかの、Weather Reportで活躍するとは!

 

一句

 “Mercy,Mercy ピアノで五年 の上”

⑭-1『イン・ジャパン』(66)
《Cannonball In Japan/Cannonball Adderley》
キャノンボール・アダレー(as)、

ナット・アダレー(cor)、ジョー・ザヴィヌル(p)、

ヴィクター・ガスキン(b)、ロイ・マッカーディ(ds)。

 

《Cannonball Adderley Blog紹介》

⑫『In New York』(62)№12 目立って何ぼ!Y.ラティーフ

⑬『Live! 』(65)№13 特急ビート!無我夢中

 

ライヴ連ちゃんアルバムも、これで第四弾。
大目玉は「Mercy,Mercy,Mercy」の登場。


全米で大ヒットすることとなる、この曲。

当ライヴの一ヶ月前に初録音されている。
驚きは、作曲者がJ.ビヌルであること。

 

当⑭でもピアノだけは、ザビヌルで変更ない。
⑪「ナンシー・ウィルソン」以降ザビヌルを起用。

キャノンボールが発掘・入団させ、既に5年

ザビヌルはウェザー・リポートで初めて知った。

当⑭のプレイは、何てこと無い普通のピアノ。

この5年間、こんな味な時期があったとは。

 

まさかの大ヒット作が初お披露目。
ついに芽が開き・大けすることとなる。

 

 一句

 “Mercy,Mercy ピアノで五年 の上”

 

曲調は8ビートで・大衆路線ど真ん中。

牧歌的メロディーが何とも愛おしい。
クラシック大国ーストリア出身の曲調とは思えないが。


こんなピアノ弾きがジャズ界を震撼させる。

Weather Reportで活躍することになるとは。
私はこの時代以降のエレピ屋さんの記憶しかなかったのだが。

⑭-2 Weather Report 初アルバム

 

音譜 8ビートの歌的メロディーが何とも愛おしいのです。