№1 そこ退け!スター街道真っしぐら《フレディー・ハバード(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「フレディー・ハバード」のレコード紹介です。音符

 

1960年・若干22歳、初リーダ作!

スポットライト浴び、ター街道突進!

若々しく、リリアンントに鳴り響く!

 

初リーダ作で一句

 “そこ退けよ 突ラッパの ハバードだ”

①「オープン・セサミ」(60)
《Open Sesame/Freddie Hubbard》
フレディー・ハバード(tp)、マッコイ・タイナー(p)、

ティナ・ブルックス(ts)、サム・ジョーンズ(b)、

クリフォード・ジャービス(ds)。

《Tina Brooks Blog紹介》

③『Back to The Tracks』№3 A.ライオンが愛した3大テナー

②『True Blue』(60) №2 《ティナ・ブルックス(ts)》

        
1960年・若干22歳、ハバードのリーダ作。
H.バップ~新主流派、モード奏法の先駆者。

そして、フュージョンをやり尽くす。

ジャズ業界で常にスポットライトを浴びる。

陽の当たる道、真っしぐらの人。
活きの良いリリアンントなラッパが、バリバリ鳴る。


リー・モーガンの針金トーンとは異なる。

が強く・張りのある音が突き抜ける。
そこ退け・そこ退け、スター街道を魔するな。
と、言わんばかりの音だ。

ハバードの音は中太でしっかりトーン。
と思ってたが、当①はかなり鋭い。
若々しさに満ち、全てを吹き切る撃ラッパが鳴り響く。

 

 初リーダ作で一句

 “そこ退けよ 突ラッパの ハバードだ”


マッコイのピアノってこんなに通だったんだ。
と、ふと気ずく。
コルトレーン以降のマッコイはハンマー打鍵。

渾身の力・パワー全開が当り前と思ってたが。


どの曲でもピチピチと若いハバードが聴ける。
そんな中で、じっくり聴かす「One Mint Juleps」。
太さを活かした音に感がもてる。
ちょっとユニークなスライドトーン、ヴィブラートが楽しめます。

 

音譜 ユニークなライドトーン、ヴィブラートをお楽しみ下さい。