№2 怒涛のドラム!一騎撃ち《フレディー・ハバード(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「フレディー・ハバード」のレコード紹介です。音符

 

けたたましい、Blue Noteの音が轟く!

煽る・発破を掛ける、涛のドラム!

堂々と吹き抜く、えるモブレー!

 

怒涛のドラムで一句

 “我こそは るドラムと 一騎ち”

②「ゴーイン・アップ」(60)
《Goin'Up/Freddie Hubbard》
フレディー・ハバード(tp)、ハンク・モブレー(ts)、

マッコイ・タイナー(p)、ポール・チェンバース(b)、

フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
《Freddie Hubbard Blog紹介》

①『Open Sesame』(60) №1 そこ退け!スター街道真っしぐら

《Hank Mobley Blog紹介》

⑭『H. Mobley And His All Stars』№17 未成熟!誰がリーダー?


始るや、勢がいい。

Blue Noteの音がけたたましく轟く。

細くはない・ブリリアントなラッパが響く。
ラッパの朝顔が「ピリピリ・リヒリ」する程輝く。
飛ぶ鳥を落とす、そんな勢いのハバード。

初リーダ作①『Open Sesame』と年のプレイ。
ハバードの音に変わりはない。

 

派手なのは、フィリージョーのドラム。
ドラムの騒々しさ、発破を掛け続けるスネア。
けたたましく連打する音ドラム、には参った。

フォーカスするのは、H.モブレーのテナー。
何処でも相棒に気を使うイーヴな方。

さて今回の脇役、どんなプレイを聴かすか?


2ホーン揃って「バリリ」喰らわす。

そんな潔い曲は「Asiatic Raes」。
勢いで迫るハバードに負けてないモブレー。
々と吹き抜くテナーの勢いは立派。


フィリージョーが煽るドラムで涛の如く轟く。
グループ一丸・突っ込む潔さを体感して頂きたい。

 

怒涛のドラムで一句

 “我こそは るドラムと 一騎ち”

 

音譜 威勢がいいBlue Noteの音、特にH.モブレー(ts)の頑張りをお楽しみ下さい。