(続)№2 孤高?浮いただけ《(英)スタン・サルツマン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「スタン・サルツマン」のレコード紹介です。音符

てんでバラバラ、勝手ままグループ!

単調ドラムに、しいインタープレイ!

孤高のサルツマン、空の遠吠えに!

 

サルツマンで一句

 “クインテット 孤高のテナー くはめに”

②『セレブレイション』(84)  
《Celebration/Gordon Beck/Stan Sulzmann》
スタン・サルツマン(ts,ss,fl)、ミック・ハットン(b)、

ゴードン・ベック(p)、フランク・リコッチ(vib)、

スティヴ・アーギュレス(ds)。

《Stan Sulzmann Blog紹介》

①『Seven Steps To Evans』(79) №1 エヴァンス目指し天国へ


①『Seven Steps To Evans』の5年後の演奏。
又もや、G.ベックのリーダで登場。

①でサルツマンにはまり、脇役参加だが購入。
ライヴ録音の質が悪く、生音感覚がない。
風呂場で聴いてるような、い響き。

サルツマンのテナーは①と変わらない。

腰の強い・き出す唸りは健在。


残念なのは前衛臭い演奏で、グループのまとまりがない。

又、ドラムが単調過ぎ、インタープレイもない。
一発勝負のライヴ。

ってな感じが拭いとれない。

 

一応、推しの曲は「PartⅡ」。
各パートのアドリヴが余にも長過ぎる。

だが、サルツマンのアドリヴは短く・念無念。

音が割れる一歩手前、硬い音のテナーが響く。
インタープレイの乏しい演奏だからか。

まさしく高のテナーの遠吠え、虚空のプレイに。

 

 サルツマンで一句

 “クインテット 孤高のテナー くはめに”

 

音譜 響きわたるい音質のテナー、サルツマンをお楽しみ下さい。