№1 仏の島?黒く淀んだ渋味が《(仏)ミシェル・サルダビー(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ミシェル・サルダビー」のレコード紹介です。音符

 

カリブ海に浮かぶ、マルティニク島出身!

カリブ風 or 仏風?とも思えない風色!
黒くんだ渋味、じわじわ浸みる旨味が!

 

マルティニク島の仏ジャズで一句

 “フランスの 香る風 ジャズに魅る”

①-1『イン・ニューヨーク』(72)
《Michel Sardaby In New York》
ミシェル・サルダビー(p)、ビリー・コブハム(ds)、

リチャード・デイヴィス(b)、レイ・バレット(conga)。

①-2 仏 Disques Debsレーベル(HDD 540)   

 

《Richard Davis Blog紹介》

①『Epistrophy & ~』(72)№1「エネルギー不発のフリージャズ

②『Fancy Free』(77) №2 儲かる??with 弘田三枝子

 

仏に島なんか、あったっけ??
それも・そのはずだ。

本土から遠く離れたリブ海に浮かぶ島。

マルティニク島出身のサルダビー。
何故か、仏の国だそうなんです。

当然、仏本土で活動するサルダビー。
 

自国では名ピアニストなのか?

リリースするアルバム数は多い。

当①は仏Debsレーベルで、NY録音。


この方、かなり個の強いサウンドの持ち主。
グイグイ乗るグルーヴなタイプではない。


派手さ・強さはなく、起伏・抑揚もさほどない。
フレーズに「あっ」と思う「」が空く。
じわじわ、浸みてくる旨味が何ともイイ。

カリブ海出身とも仏出身とも思えない。

両者の風を融合?とも思えない。
アフリカ系US?黒くんだ渋味が堪らなくイイ。
案外、通好みのファンが多いのでは。

 

マルティニク島の仏ジャズで一句

 “フランスの 香る風 ジャズに魅る”


4ビートを叩くB.ブハムを初めて聴いた。

フュージョンど真ん中、16ビート屋さん。

と、勝手に思ってたのだが。

 

そんなコブハムが々とビートを刻む。

何気ない・こんなドラムも渋味に一躍かってる。

 

音譜 ラヴ&ドリームって曲想ではないのだが、ここでも味で聴かせます。