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ジャズベース「リチャード・デイヴィス」のレコード紹介です。♪♪♪
蒸気機関車が、新幹線の速さで突っ込む!
凄まじい力強さのベースランニングを期待し!
70年代後半・弘田三枝子と共に軟弱商業ジャズに・・・
一句
“ いつまでも 力づくだけで メシ喰えぬ ”
②『ファンシー・フリー』(77)
《Fancy Free/Richard Davis》
リチャード・デイヴィス(b)、エディー・ヘンダーソン(tp,flh)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、スタンリー・カウエル(p,ep)、ビリー・コブハム(ds)、ドリー・ヒロタ(弘田三枝子・vo)。
《YouTubeリンク:Fancy Free/Richard Davis》
《Richard Davis Blog紹介》
①『Epistrophy & Now's The Time』(72)№1「エネルギー不発のフリージャズ」
リチャード・デイヴィスのとりこになったレコードがある。
ブッカー・アーヴィン(ts)『The Song Book』(64)のA#1「The Lamp Is Low」。
ここで聴かすデイヴィスのベースソロの力強さにド肝を抜かれた。
超ハイテンポ、何の小細工もせず、ベースランニングが「グン・グン・・」続く。
その力強さは蒸気機関車が、新幹線の速さで突っ込んでくるように。
C.ミンガス・鬼のベースを上回る凄まじい迫力で響く。
この期待とヘンダーソンのテナーを狙って買ってはみた。
この演奏は軟弱過ぎ、デイヴィスの良さが全く出ていない。
マァ~、何処にでもあるようなベース。
ソロを数箇所で聴かすが、高い音で「ベン・ベン」鳴る始末。
ポップス風のテーマが多く、エレピは「ピロ・ピロ」鳴り、
ヘンダーソンも8ビートのノリで凄味は全く無し。
この頃、コブハムのドラムはクロスオーヴァー・ド真ん中・時代。
彼の起用では、迫真の4ビートが聴けなくて当然。
叉、ヴォーカル弘田三枝子の登場には唖然とする始末。
60年代の硬派のベースを捨て、商業ジャズに乗かった。ってとこか。
一句
“ いつまでも 力づくだけで メシ喰えぬ ”
《Booker Ervin Blog紹介》
『The Song Book』(64)
《YouTubeリンク:The Song Book「The Lamp Is Low」/Booker Ervin》