№1 エネルギー不発のフリージャズ《リチャード・デイヴィス(b)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

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        ジャズベース「リチャード・デイヴィス」のレコード紹介です。♪~♪


エネルギー発ベースが再現されず・・・
御詠歌が出没、サックス・ラッパが無序に・・・・
ドラムがリズムを崩し始め・・・もうかない
一句
   “ もう聴かぬ エネルギー不発の 
リージャズ ”

①『エピストロフィー・アンド・ナウズ・ザ・タイム』(72)
《Epistrophy & Now's The Time/Richard Davis》
リチャード・デイヴィス(b)、クリフォード・ジョーダン(ts)、マーヴィン・ピーターソン(tp)、

ジョー・ボナー(p)、フレディー・ウエイツ(ds)。
《YouTubeリンク:Epistrophy & Now's The Time/Richard Davis》

A面1曲・B面1曲のライヴに良くある構成のレコード。
A面丸ごと1曲聴いたことが無い。完璧な
リー・ジャズ。

観客は迫力だけでも楽しめるが、レコードでは何の値もない。

B面は有名曲「Now's The Time」だから、一応は聴きとおす。
だが、これも
音の類。
ドラムがリズムを崩し始めたら自分の守備範囲外、もう聴かない。

詠歌が出没し、サックス・ラッパが無序に吠えるだけのフリージャズ。
  一句
     “ もう聴かぬ エネルギー不発の 
リージャズ ”


デイヴィスの渾身の力を込めたベースに期待したが。
録音が酷く、ベースは本来の音の
分も再現されていない。
この演奏は好みが両極端に分かれるだろう。

私にはボツ・お入りのレコード。