№1 闘牛?フラメンコ?何処産? 《(Spain)ペリコ・サンビート(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ペリコ・サンビート」のレコード紹介です。音符

 

初物、ペイン・ジャズを聴く!

熱血牛闘争心、フラメンコリズムの嵐か!

と思えば、顔付同様「ほっ~」と穏やか!

 

スペインジャズで一句

 “血が踊る スペインジャズは ビート” 

①-1『Ⅲ コンクルーソ・デ・ジャズ~』(90)
《ⅢConcurso De Jazz Diputacion Provincial De Valencia/Perico Sambeat》
ペリコ・サンビート(as)、ヤヴィア・コリナ(b)、

アルバート・ボヴァー(p)、ギュレモ・マッジル(ds)、他。

①-2 Spain/EGT ALBORAIAレーベル

 

もしかして、初めてスペインジャズを聴くかも。

 

闘牛の熱、たくましいジャズが聴けるか・・。
と思ったが、スペイン風土の色は感じない。
まぁ~、間違ってもフラメンコ・リズムは無い。

それどころか、素朴・軟なアルトで始る。
勢いあるリズム陣、流石に切れは抜群。

ところが、ペリコのサウンドは裏切るトーン。

当①は3セッションの構成。
ペリコはアルト&ソプラノ、刀使い。


際立つ特徴はなく、朴・ノーマルな音。

ジャケットの顔付が物語っている。
「ほわっ~」と穏やかに、少しエキサイトに。
ってな感じ。


アルトよりソプラノの感情表現が巧い。
推しの曲は「Fent La Ma」。
ドラムにメリリ感があり、スリル満載。

 

 スペインジャズで一句

 “血が踊る スペインジャズは ビート”


ペリコはこの時28歳。
多くのアルバムを作成、自国では名人かも。

サイドメンの詳細は不明、多分Allスペイン。


レーベルはスペインEGT ALBORAIA。
低域がボケ、広域は極細、生々しさにはほどい音。

 

音譜 別のアルバムで、闘牛の血感にはほど遠い・ノーマルなペリコです。