№1 省エネジャズ!普通に巧い《ポール・ロバートソン(sax)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ポール・ロバートソン」のレコード紹介です。音符

 

何処にでも居る、通に巧いサックス屋さん!

抑えぎみの八分目か、エネ奏法で淡々と・・

どうにも、スリル・テンションがたがりで!

一句

 “乗り切らず 省エネジャズの 均点”

①『オールド・フレンズ・ニュー・フレンズ』(81)
《Old Friends,New Friends/Paul Robertson》
ポール・ロバートソン(ts,as,fl)、トム・ハレル(tp,flh)、ラリー・ヴコヴィッチ(p)、

ジェイムス・ラーリー(b)、エディー・マ-シャル(ds)。
《Tom Harrell Blog紹介》

⑦『Sun Dance/G. Robert』(87)№7 宙へ跳べ!サンダンス

⑥『Total !』(76)№6 デビュー作!何でも詰込む・ごった煮


何処にでも居りそうなサックス屋さん。
通に巧くて、アクもなけりゃ癖もない。
饒舌に吹きこなし、強さもある。

有名なテーマが調子良く流れる。

そして、アドリヴが淡々と終っていく。
ハレルの粋と強さに待したのだが。
ロバートソンに付き合ったか、同じ調子で終っていく。

こんなグループは、ドラムが発かけりゃ活きも良くなる。
とも思うが、ドラムが先行する程叩き切らない。

誰も彼もが八分目の力量にえぎみか?
勢いはあるのだが・・・。

「ここぞ」という魅せば聴かせ所がない。
 

スリル・テンションがた下がりのアルバム。

どうにも・こうにも、平均点or盤か。

 一句

 “乗り切らず 省エネジャズの 均点”

 

音譜 淡々と気に・気張らないビート感をお楽しみ下さい。