ご訪問ありがとうございます。
ジャズトランペット「グイード・グイドボニ」のレコード紹介です。
伊のラッパ屋、明るく・活きの良い音?
と思ったら、気落ちする・つぶけた音!
テーマは粋、最初で最後のリーダ作か!
一句
①-1『フリー・フライ』(94)
《Free Fly/Guido Guidoboni》
グイード・グイドボニ(tp)、テオ・シアヴァレッラ(p)、サンドロ・コミニ(tb)、
フェリセ・デル・ガウディオ(b)、マッシモ・マンツィ(ds)。
①-2 伊Molt Jazzレーベル
《イタリア・ジャズ Blog紹介》
①『Angedras/Marcello Melis』№1 何想う!フリージャズ
②『Massimo Urbani』№2 魂・根性&力・肉体!を捧げ・・
イタリアのラッパ屋さん、グイドボニ。
これが最初で最後のリーダ作では。
レーベルは伊Molt Jazzで初物である。
伊産のラッパはとかく明るく元気。
と思ってたが、この方はそうでもない。
突き抜けるハイトーン、澄切った音を高らかに。
てな期待を描くが、真逆の方。
少々つぶけた音、気張ったハイトーンは無い。
ラテンの曲は、明るく元気が通常の定番だが。
マインドが落ち込む程明るさもなく・リズミカルでもない。
一句
“地中海 ラッパの音色に 陽は落ちて”
特にトロンボーンが酷い。
切れが今イチ・トロンボーンの悪さが浮彫りに。
乗り遅れてリズムを追っ掛けるような。
音が拡散し、まるでチューバが鳴ってるような。
そんな中で、最も活きの良いのがタイトル曲。
ドラムソロのワクワク感でスタート。
威勢の良い2ホーンのテーマで活気付ける。
満足のいくアドリヴでもないが、テーマの活きの良さを買いたい。
メンバはAll伊出身で現地録音。
音質は明るく・抜けが良く、如何にもイタリア。
これでも最も活きの良い曲、最初で最後のリーダ作?お楽しみ下さい。