(続)№2 魂・根性&力・肉体を捧げ《(伊)マッシモ・ウルバ-ニ(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「マッシモ・ウルバーニ」のレコード紹介です。ルンルン

・根性&力・肉体! をアルトに!

23歳、A.アイラー&J.コルトレーンを超え

完全燃焼か 16年後・39歳で

 

一句

   “魂を げる音や ウルバーニ”

②『デディケイションtoA.A.&J.C. マックスムード』(80)
《Dedication to A.A. & J.C.~Max's Mood/Massimo Urbani》
マッシモ・ウルバーニ(as)、ルイジ・ボナフィード(p)、フリオ・キャストリ(b)、

パオロ・ペレガッティ(ds)。


《Massimo Urbani Blog紹介》

 ①『360°Aeutopia』(79) 伊№7 ブチ切れ一歩手前

・根性&力・肉体
2LP・7曲、脂っこい豊富な演奏内容。

4つのワードで言い切れ、構成される。

タイトルが凄まじいのだが。
とてつもない音がアルトサックスからき出る。
とても・とても、アルトの音とは思えない。


テナーを超えた野太く・靭な音。
音がアイラーとコルトレーンを超えたか

80年、All伊によるイタリアでの演奏。
67年、コルトレーンが他界し、既に13年経つ。

海・国境を越え、23歳の若きウルバーニが捧げる。

フリー・前衛ジャズのジャンル? 

タイトルがそう思わせるが。
リズムを崩さない、正統派スピリッツジャズ。


自由奔放に音の「」が宙を舞う。

根性&魂を凝縮した比重の重い音で震盪(とう)寸前。

 

 一句

 “ 魂を げる音や アルバーニ ”


レコード①『360°Aeutopia』の翌年に録音。
①と音質は変らない。

だが、表現する楽観が全く異なる。


①で無かったインタープレイ。

当②でグループ全体の表現力に変った。
グループ一丸となりコルトレーン魂を表現する。

こんなスピリッチャル連中は若にが多い。
ウルバーニも例外ではない。

15歳でデビューし、これは23歳で録音。

全勢力を使い果たしたか?16年後、39歳で他界。
 

①はイタリアで受するほどの偉人。
多くをリリーズするが殆どがCD。

2枚目のLPをやっと入手。
 

聴き処は、アイラー&コルトレーンに捧げたA#1『Dedication』。
統派4ビートの曲はD#1『Speak Low』を推す。

 

音譜 &根性」の曲をお聴き下さい  

音譜 統派4ビートで乗れる曲をお聴き下さい

音譜 全曲収録はこちらでお聴き下さい・約1時間