№1 豪華絢爛!脇役に担がれ・・《ゴードン・ブリスカー(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルン ご訪問ありがとうございます。
      ジャズサックス「ゴードン・ブリスカー」のレコード紹介です。ルンルン

 

豪華絢爛メンバー、だがリーダをらない・・・

脇役のテク&インタープレイはイテンションに
アクも・癖もない道路線のブリスカーだが・・・
一句

   “ 光りあれ 輿(みこし)に担がれ リーダーは ”

①『アバウト・チャーリー』(85)
《About Charlie/Gordon Brisker》
ゴードン・ブリースカー(ts)、シダー・ウォルトン(p)、エディーゴメス(b)、トム・ハレル(tp)、

ヴィクター・ルイス(ds)。

素晴らしい・華絢爛たるメンバー。
全員揃って凄いと言いたいが、リーダの名前だけは知らない。

この「ディスカヴァリー」レーベルを数枚持っている。
外れも無いが、当りも無い。
当ブリスカーのリーダ作は2枚リリースされている。
このレーベル、新人を掘するが皆な2枚程のリリース。

聴きはB#1、ハイテンポの曲。
ルイスのドラムソロの巧さ、フレーズの切れを効かすハレルのラッパ。
ピアノの連打とドラムの絡みは抜群にイイ。
サイドメンのフレーズ・テク&インタープレイはンションをどんどん高める。

さて、テナーのブリスカーは、

太く・大らかな音でミディアムテンポのオリジナル曲にピッタシ。

抽象的イメージのテーマにのせ、ラキラ輝くウォルトンとの相性は良い。

アクもなく・癖もない、4ビート・ド真ん中・道路線のブリスカー。
淡々としたテナーだから、脇役がらないと聴けたもんじゃない。

  一句

     “ 光りあれ 輿(みこし)に担がれ リーダーは ”

 

音譜 このレコードの「聴き処」、お楽しみ下さい   B#1 曲名:Lithuania