(続)№3 派手が売り!呼込みラッパ《ルビー・ブラフ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
   ジャズトランペット「ルビー・ブラフ」のレコード紹介です。音符

 

「パッ・パカッァ~」強いアタック音のラッパ!

New Orleans、花形ラッパで客の呼び込み!

勢いづき、どんどんキャバレーだれ込み!

一句

 “ 派手が売り ラッパ一発鳴り 客寄せに ”

③『オムニバス』(54,55)
《A Ruby Braff Omnibus》
ルビー・ブラフ(tp)、ウォルター・ペイジ(b)、

ブーミー・ブッチマン&ソル・シュリンンガー(sax)、エリス・ラーキンス(p)、

マンデル・ロウ(g)、ボビー・ドナルドソン(ds)。

《Ruby Braff Blog紹介》

①『Braff!!』(56) №1 新人賞!癒し・愛され

②『Swing Lightly』(57) №2 極楽ラッパ!天空へ


①『Braff!!』(56)の前年の録音。
パッ・パカッァ~」アタック音の強さは御見事。

いつまで経ってもこの特徴は変らない。

トランペットはいつも花形楽器。
ニューオーリンズのディキシーだって、客の込みジャズ。
ラッパで一発吹けば、勢いづいた客はどんどんキャバレー(?)へだれ込む。

ブラフのラッパは、そんな役割をイメージする。

 一句

  “ 派手が売り ラッパ一発鳴り 客寄せに ”


極端に強いアタック音、ヴィブラートで切る。
いつでもしくジャズを聴かせる。
一生変らぬブラフのスタイルは立派。


当③はBETHLEHEMレーベル、10inch×2枚のカップリング収録。
57年リリースの盤はやっぱり味がある。

 

音譜 客の込みジャズ、そうイメージすると楽しく聴けます。