№4 しっとりピアノ!主役喰う《ルビー・ブラフ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ルビー・ブラフ」のレコード紹介です。音符

 

「ぐっ」と勢い押さえ・吹く、フトな音場に!

「しっとり」太いピアノ、ち着いた状景に!

印象深いピアノ、ブラフ横目に沢な空間に!

一句

 “控え目な ピアノがラッパを うはめに”

④『ルビー・ブラフ』(56) 《Ruby Braff》
ルビー・ブラフ(tp)、デイヴ・マッケナ(p)、

アル・ルーカス(b)、バジー・ドルーティン(ds)。
《Ruby Braff Blog紹介》

②『Swing Lightly』(57) №2 極楽ラッパ!天空へ

③『A Ruby Braff Omnibus』(55)№3 派手が売り!呼込みラッパ


いつも明るく楽しく、のブラフであった。
当④は一息「ぐっ」と勢いをえて吹く。
抑え気味のアタックの強さが、ソフトな音場を創っている。

マッケナは明るく・騒々しいピアノと思ってたが、ここでは「しっとり」と。
太いシングルトーンが落ち着いた状景を創っている。

ピアノが印象深く全体をイメージ付ける。
堂々とスウィングし、沢な空間を創り込む。
ブラフは「お株」を取られたか?

 一句

  “控え目な ピアノがラッパを うはめに”

 

音譜 マッケナの太いングルトーンのピアノをお楽しみください。