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ジャズ・ヴァイブラホン「ジュリアス・ウエクター」のレコード紹介です。
「ホワァ～ン」誰が叩いても同じ、ヴァイブ！
「ヒョロ・ヒョロ～」軟弱テナーが被さる！
腐った魚が蘇るアレンジ＆アンサンブル！
一句
“ 「ほわぁ～ん」と 軟弱ジャズや オンリーワン ”
①『リニア・スケッチ』(56)
《Linear Sketches/Julius Wechter》
ジュリアス・ウェクター(vib)、サイ・コリー(as)、ジム・ベイツ(b)、フランク・ディヴィト(ds)。
《Vibraphone Blog紹介》
①『Eddie Costa 5』(57) 
①『Bags' Opus』
№1 誰が叩くも同じ音？ №1 ホァ～ン！煙るテナー＆ヴァイブ
メンバ全員知らない人。
ウェスト・コーストで活躍する白人プレーヤ。
白人の巧さ、良さがバッチリ出ている。
アレンジの巧さは流石。
変わり映えしないヴァイブだが、テナーが巧く被さってくる。
「ヒョロ・ヒョロ～」テナーが何とも弱々しく軟弱。
だが、ヴァイブ＆テナーのアンサンブルはサマになる。
誰が叩いても差ほどの違いが出難い楽器、ヴァイブ。
そんな楽器を巧く活かすテクは「アレンジ」しかない。
ヴァイブ＆テナーのプレーヤの個性を活かし旨味を出した。
このレコードは知らぬ人ばかりだが、その見本の１枚といえる。
一句
“ 「ほわぁ～ん」と 軟弱ジャズや オンリーワン ”
弱々しく軟弱なテナー＆ヴァイブ「ホワ～ン」のアレンジの巧さをお楽しみ下さい。
