№1 ホァ~ン!煙るテナー&ヴァイブ《ミルト・ジャクソン(Vib)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
 ジャズ・ヴァイブラホン「ミルト・ジャクソン」のレコード紹介です。ルンルン

 

ヴァイブ数枚を一揆に聴く人、まず居ない

スモーキーるテナー、ヴァイブの「ホア~」

ゴージャスに・はまり込む、イチしの1枚

 

一句

 “スモーキーに ヴァイブう サックスの音”


①『バグス・オーパス』

《Bags' Opus/Milt Jackson》
ミルト・ジャクソン(vib)、ベニー・ゴルソン(ts)、

アート・ファーマー(tp)、コニー・ケイイ(ds)、

トミー・フラナガン(p)、ポール・チェンバース(b)。
 

《Vib.演奏 Blog紹介》

①『Eddie Costa 5』(57)№1 誰が叩くも同じ音?
 

ジャズ好きでも、ヴァイブを一揆に聴く人って、

まず居ないのでは。

聴き比べても違いが分らない。
分るのはヴィブラートのつこさだけ。
電動で回ってる筒の蓋の回転度合いを比べるくらいか。

ヴァイブに似合う曲はローテンポの曲。
B#1「I Remember Clifford」。
ヴィブラートの韻のゆっくりモードがいい。
ただ、余にも「はまり」過ぎで飽き易い。

「Whisper Not」は、ミディアムテンポ。
ヴィブラートの効果はあまりない、琴を叩くような音。

 

切れの良さと「コロ・コロ」転がる鉄の音が魅力。
特に、ゴルソンのテナーが「ぐっ」と気配を殺し、

スモーキーにらす音とヴァイブの相性は抜群。

 

 一句

 “スモーキーに ヴァイブう サックスの音”


ヴァイブとテナーのインタープレイが演奏の品格を決めている。

ゴージャスな気分で落ち着きたい時、イチしの1枚です。

 

音譜 スモーキーにらすテナーとヴァイブの相性をお楽しみ下さい。