№1 デビュー!名門ブルー・ノート《ジョー・ヘンダーソン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜 ご訪問ありがとうございます。
      ジャズサックス「ジョー・ヘンダーソン」のレコード紹介です。音譜

 

若干26歳、名門ブルー・ノートでデビュー

金看板は「Blue Bossa」、K.ーハムの作品だが・・

ぶっきらぼう・ブッ飛びテナー、聴くほどに

一句

“ ドーハムに んぶに・だっこの ジョー・ヘンか ”
①『ペイジ・ワン』(63)
《Page One/Joe Henderson》
ジョー・ヘンダーソン(ts)、ケニー・ドーハム(tp)、マッコイ・タイナー(p)、

ブッチ・ウォーレン(b)、ピート・ラローカ(ds)。

ジョー・ヘンダーソン、ジョー・ヘンと呼ばれる。
60年代はモードを取入れ、バリ・バリのテナー吹き。

大ファンだが、70年代は鳴かず飛ばずで人気は下落。

1曲目は有名な「Blue Bossa」。
軽やかに転がるリズムとテナーのメロディー。

これは、ジョー・ヘンのリーダ作。
この1曲で存在価値があるようなもの。


オリジナルは4曲だが、この曲はK.ーハムのオリジナル。
ドーハムにお株を取られてパットしないジョー・ヘン。
元々この初リーダ作はドーハムの陰で作成に至った。
パッとしないのもしょうがない。

 一句

  “ ドーハムに んぶに・だっこの ジョー・ヘンか ”


流暢なドーハムのラッパ。
それに比べるとジョー・ヘンは雑。
A#3「Home Strech」何か、「ギスギス・ザクザク」のアドリヴ。


粗削り・脈絡無し・思いつき・手当たり次第の適当なアドリヴ。
風変わり・「ぶっきらぼう」・ブッ飛んだテナー屋。

だが、じっくり聴くと堪らなく好きになってくる。

 

ジョー・ヘン、この時若干26歳。
若くして初リーダ作を名門ブルー・ノートでリリース。

 

音譜 ジョー・ヘンのリーダ作だが、K.ドーハムのこの曲で有名になった。