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ジャズドラム「ジャック・ディ・ジョネット」のレコード紹介です。
ピアノの音が抜けた音場空間!
一瞬の隙間をドラムが走り抜ける!
緊張感&スリルをもたらすDeJohnette!
一句
“ ピアノレス 代打でドラム ディジョネット ”
①『チン・カン・アレイ』(80)
《Tin Can Alley/Jack De Johnette》
ジャック・ディ・ジョネット(ds)、チコ・フリーマン(ts)、ジョン・パーセル(ts,brs)、
ピーター・ウォーレン(b)。
《Jack De Johnette Blog紹介》
①『Special Edition』(79) ②『Album Album』(84)
№1「ジャズの本質、究極の創造性が 」 №2「「まぐれ当り」の5年前?? 」
ディジョネットの音楽性には「参った」。
聴き処、というより聴けるのはA#1のタイトル曲だけ。
単純なリズムだが、意味不明な音でテナーとバリトンが吠える。
音響効果(エコー)のせいで、サックスの爆発音が轟く。
ワンパターンのリズムに嫌気も刺すが、
グループが創出する音空間に驚き、満足してしまう。
「Special Edition」(79)はデヴィッド・マレーで紹介した。
これも驚愕の1枚で、ディジョネットの凄さを体感した。
ピアノレスにし、あえて音の隙間・空間を創っている。
空間がもたらす緊張感とスリルがたまらなくイイ。
一句
“ ピアノレス 代打でドラム ディジョネット ”
今回のレコードは8ビート中心で前衛臭さが肌に合わない。
タイトル曲を除き、とても聴くに耐えないのが残念。
他のグループですが、ディジョネットのライヴ映像をお楽しみ下さい。