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女性ジャズヴォーカル「ジェイ・P・モーガン」レコードの紹介です。
こんなポーズちょっと無い、悩殺！
US田舎の安酒場、酒焼けの喉で歌う美人娘！
投げやりに｢べらんめぇ～｣、親しみ易さが売り！
一句
“ 安酒場 喉は酒焼け 美人歌手 ”
①『スロウ・アンド・イージー』(59)
《Slow & Easy/Jaye P. Morgan》
ジェイ・P・モーガン(vo・この時27歳)、レイ・エリス＆オーケストラ。
このジャケット、悩殺！
こんな女性のポーズをジャケットに・・。
ちょっと見たことが無い。
この表情から｢性格｣は？ ｢歌声｣は？ 妄想が・・。
意地悪そうな微笑、お茶目？
悪ふざけが好きそうな？
と、勝手に妄想のスパイラルに。
歌声は、元気が良く・威勢がいい。
大きな口を開け、シャウトしてるような・・。
ハスキーな声質でヴィブラートさせる、これが特徴。
ただ、表現が粗く・雑にも聴こえ、とても都会派とはいえない。
アメリカの田舎・安酒場の小ステージで、酒焼けの喉ではしゃぐ。
田舎の美人娘、親しみ易いジャズ歌手というよりポップス歌手。
声質＆歌唱、そして顔付からこんな女性像を描く。
一句
“ 安酒場 喉は酒焼け 美人歌手 ”
A#5｢You'd Be So Nice～｣、ヘレン・メリルを想像してはならない。
ジェイＰは元気良く、べらんめぇ～｢喧嘩腰｣？ の威勢。
大口を開け、ちょっと投げやりに、噛み付くように・・・。
こんな歌い方、初めて聴く。
とてもヘレン・メリルと同じ歌を唄ってるとは思えない。
ところが、B面はバラードでしっとり聴かす。
大口を開け、威勢の良いスタイルは全く無い。
丁寧に歌詞を歌い込み、格好付けず純粋にゆったり聴かす。
田舎の美人娘は非常に親しみ易く・好感が持てる。
べらんめぇ～！とは唄わないが、かなり粗っぽい歌い方で茶目っ気で聴かす。
