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ジャズサックス「ジョージ・アダムス」のレコード紹介です。
イタリア・ミラノ、ライヴ演奏!
一寸先は闇?狂うアダムスorピューレン!
アヴァンギャルドに前衛風に、悶え狂う!
③『オール・ザット・ファンク』(79)
《All That Funk/George adams》
ジョージ・アダムス(ts)、ドン・ピューレン(p)、
キャメロン・ブラウン(b)、ダニー・リッチモンド(ds)。
《George Adams Blog紹介》
①『Sound Suggestions』(79)№1「三国競合・劇場ジャズ」
②『Don't Lose Control』№2 融合!泥臭さ&アヴァンギャルド
①②と同年録音、イタリア・ミラノでのライヴ。
メンバは②同様、ピューレンと定番カルテット。
ライヴのアダムスは、結構「まとも」。
派手見せ的スタンドプレイはない。
少しガッカリもするが、安心もする。
「一寸先は闇?」、このグループのことか?
A#3 オーソドックスなテーマからピアノソロへ。
ドラムは4ビートで、王道真っしぐら。
ところが、ピアノのピューレンが狂う。
突如・前衛っぽく身勝手なアドリヴへ。
そして、アダムスのアドリヴ。
オーソドックスなスタイルから、エンディングへ。
ピューレンの突如狂ったピアノは何だったのか?
誰が狂うのか? 面白いグループではある。
一句
“ 一寸先 誰が狂うか 爆発音 ”
圧巻なのはB面。
アバンギャルドに吠えるアダムスの迫力。
ドラムは8ビート、自由奔放にインタープレイ。
アダムスが狂い、ゴツイ音が悶え狂う。
この演奏、20分を超える。
突如「狂う」ピューレンのピアノをお聴き下さい。