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ジャズサックス「ジョージ・アダムス」のレコード紹介です。
「泥臭さ&アバンギャルド」が遂に融合!
人情フレーズをアバンギャルドに表現!
狂気&凶器の音!インタープレイは神技!
一句
④『アース・ビームス』(80)
《Earth Beams/George adams》
ジョージ・アダムス(ts)、ドン・ピューレン(p)、
キャメロン・ブラウン(b)、ダニー・リッチモンド(ds)。
《George Adams Blog紹介》
②『Don't Lose Control』№2 融合!泥臭さ&アヴァンギャルド
③『All That Funk』(79)№3 誰が狂う?ミラノ・ライヴ
「ゴジラ」が炎を吐く、モスラが羽ばたく。
キングコングがビルを踏み潰す。
ゴジラはアダムス(ts)、モスラはピューレン(p)。
キングコングはリッチモンド(ds)とブラウン(b)。
という役割か。
定番カルテットが、極限のエネルギーを吐き出す。
太い・比重の重いテナー、炎を舞上げ・吠える。
高域の音は針金が何本も向かってくる。
自由奔放吹荒らすテナー、狂気&凶器の音!
アダムスにインタープレイするリズム陣は神技の凄さ。
一句
“神技は 狂気と凶器の 表裏かな”
この④はアダムスの「泥臭さ&アバンギャルド」が融合した上級な演奏。
豊かなフレーズは歌を唄うかのように。
ゴスペルの臭いは人情フレーズを垣間見る。
このフレーズを狂い・アバンギャルドに吹く。
アダムスの特徴が活かされた・最高の出来。
録音は①~③の翌年、和蘭での録音。
①以降、ヨーロッパでの活躍が続く。
やっとこさで、上級・定番カルテットに成り切った。
「泥臭さ&アバンギャルド」の融合ジャズをお聴き下さい。