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ジャズサックス「ボブ・ムーヴァー」のレコード紹介です。
アクも無ければ・癖も無い！
素直・スピード＆パワーが見せ場！！
「MOVER」だけあって、良く動き回る！
一句
“ 潔く 力と速さ 見せ場にし ”
②『ボブ・ムーヴァー』(77)
《Bob Mover》
ボブ・ムーヴァー(as,ss)、クラウッディオ・ロディッチ(tp)、ケニー・バロン(p)、
ロン・マックルーア(b)、ベン・ライリー(ds)、ラファエル・クルーズ(perc.)。
《Bob Mover Blog紹介》
①『Things Unseen!』(82) №1「テナー＆アルトの酔っ払い」
レコード①の５年前の録音。
①とは音質・フレーズが全く異なる。
①はスピード感がなく「酔っ払い」のよたよた音質。
当②はアルト特有のスピード感に溢れている。
A#1、レコードの頭から騒音か？ 超特急ハイテンポで吹き荒れる。
「MOVER」と言うだけあって、良く動き回るフレーズ。
ただ、淡々としたハイテンポだけでスリル感がない。
案外、バラードの方が聴き応えがある。
４ビート、ストレートアヘッドなジャズ、だが特に巧さはない。
アクの強さ・癖がないから素直にバラードが浸みてくる。
素直に・潔癖に吹き込むスピード＆パワーが見せ場だろう。
一句
“ 潔く 力と速さ 見せ場にし ”
サンバの曲にロディッティのラッパがでてこない。
中太の清々しいブラジル人のラッパ。
サンバで起用されないのは一抹の寂しさが残る。
ハイテンポな曲、「スピード感」をお楽しみ下さい 《 A#1 曲名「Sweet Basil」》
スローバラードが「素直」に浸みる 《YouTUbeリンク：曲名「You & I」》
「ブラジル人」ラッパが入らないサンバ曲 《YouTubeリンク：曲名「Tristeza」》
