№1 コードを弾く・弾かない「緑」様《グラント・グリーン(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

コードを弾かない「Grant Green」

コードしか弾かない「Freddie Green」

緑様両者の「こだわり&念」!!

一句

   “ コード弾く 弾かない二人は どり様 ”
①『グリーン・ストリート』(61)
《Green Street/Grant Green》
YouTubeリンク:https://youtu.be/Dv_s34KTNBE?list=PLzFqEh_mqdQDMNkeTkIgfI9BPq2hNmne4
グラント・グリーン(g)、ベン・タッカー(b)、デイヴ・ベイリー(ds)。

ブルーノート・レーベルのギター代表選手グラント・グリーン。
12年間在籍し、
19枚ものリーダ作を発表。
どれがヒット? 人気は? 分らないが持ってる3枚を紹介。
特に好きでは無いので、
だわりも無い。

久し振りに聴くブルーノート、音創りがジャズの臭いで
ンプン。
ギタートリオという超スリムな構成。

だから、ベース・ドラムの鳴りがこれでもかとジャズのいで攻める。
当たり前のことに、今更だが・・・・ブルーノート。

延々と聴いてると・・・・。この人、コードを殆ど
かない。
本人にこだわりとか、信念があるのか
「コードでアドリヴを誤魔化さない」の
念が

シングルノートの淡々フレーズだが、巧みな表現力の豊かさは凄い。
面白い癖が、同じフレーズを何度もリピート。針が飛んだ? と、思う程。

 

サックスのように自由な表現機能を持たない6本弦のギター。
アドリヴに聴き入ると「ドンドン」深みに入り込み、とにかく「
い」。
コードを弾かないこだわりが分ってくるような・・・。
同じ「グリーン」でも、
レディー・グリーンはリズムギターで「コード」だけの人だが。

 一句

      “ コード弾く 弾かない二人は どり様 ”

《Freddie Green Blog紹介》
①『Mr.Rhythm』(62) №1「「ザッ・ザッ・・」リズム・ギター延々と?!