№2 斬新・ジョーヘン横に、淡々と《グラント・グリーン(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

クリアーに・澄み切った・リッドな音に変化

奇抜・斬新ヘンダーソンのアドリヴとンマッチ
ノーマルなテナーとの共演がスト?!

一句

   “ 斬新に 間とされず 淡々と ”

②『アイドル・モーメンツ』(63)
《Idle Moments/Grant Green》

YouTubeリンク:Idle Moments/Grant Green
グラント・グリーン(g)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、ボビー・ハッチャーソン(vib)、

デューク・ピアソンk(p)、ボブ・クランショウ(b)、アル・ヘアウッド(ds)。
《Grant Green Blog紹介》

①『Green Street』(61) №1「コードを弾く・弾かない「緑」様

淡々とモダンジャズ臭香るフレーズを1音づつ弾いていく。
コードを混ぜたリズミカルな奏法はやらない。
とにかく、
々と1音1音弾く。ミディアムテンポでじっくりと。
まさしく、
ンリー・ワンといえるギタリスト。

A#1の曲はスローにゆったりと。ヴァイブの音も
ったりと・・。

ヘンダーソンのテナーが「~・ボ~」とムードテナーのように・・。
まぁ~~たいぎくなる。カッタルイ、ダル~~イ。

レコード①から2年後の録音だが、音質が変った。
随分とクリアーに・澄み切った・
リッドな音に。
このせいで、ジャジーな臭いが
れた。


奇抜・新ヘンダーソンのアドリヴと強いヴァイブに、ソリッドなギターが合わない。
グリーンの音を活かすには、ノーマルなテナーとの共演がベスト。

と、思うんだが。

  一句

      “ 斬新に 間とされず 淡々と ”