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ジャズサックス「ラルフ・ムーア」のレコード紹介です。
S.ロリンズが・・、時にJ.コルトレーンが・・。
熱き血が燃えたぎる血統に若き血を注ぎ込む。
自信&誇りに満ち溢れたメロディアスなアドリブが!!
④『ファーザーモア』(90)
《Furthermore/Ralph Moore(ts)》
ラルフ・ムーア(ts)、ロイ・ハーグローヴ(tp)、
ベニー・グリーン(p)、ピーター・ワシントン(b)、
ケニー・ワシントン(ds)、ヴィクター・ルイス(ds)。
《Ralph Moore Blog紹介》
②『623 C Street』(87) №2 緊張感!ブチ切れフレーズ
③『Images』(88) №3 4年・3作目、マダマダか?!
以前紹介の4枚中、最高・ベストの出来。
フレーズが綺麗に流れる。
ブチ切れ度合いは①から③と、どんどん減る。
よりハードバップの良さが増していく。
まるで、S.ロリンズ&J.コルトレーン。
彼らの熱き血を燃えたぎらす血統がみえる。
この血統に新たな時代の若き血を注ぎ込むムーア。
R.ハーグローヴとのツートップが華を添える。
S.ロリンズが、時にJ.コルトレーンが顔を出す。
だが、物真似・コピー野郎では無い。
自信と誇りに満ち溢れ、メロディアスに胸を打つ。
オリジナルのA#1、メロディアス且つテンション・ハリハリ。
「バタバタ・バンバン」のリムショットが冴える。
このインパクト・キレがアドリブに絡む。
テンションは、測定不能の血圧まで上昇する。
③『Images』にも登場したサンバ・リズム。
やっぱ、この人・ド・下手クソ。
紳士の国・英国人の血統が邪魔するのか。
熱いサンバ・リズムにノレ無い。
音質とリズムが重過ぎ、「ブチ切れ」フレーズがサンバにアンマッチ。
ハーグローヴの乗りがイイから、ダンチにド・下手クソが露出される。
今や、60歳を越えたムーア。
最近、西海岸エリアでLiveで復活したとのこと。
一度は彼の音に浸かりたいものだ。
ドラムとの絡みに注目しお楽しみ下さい。