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ジャズサックス「ラルフ・ムーア」のレコード紹介です。
ギクシャク感無く、硬から柔へ変化!
ブチキレ・フレーズ、スリル&緊張感が!
鍵を握る、ドラムのビリー・ハート!
②『623 C ストリート』(87)
《623 C Street/Ralph Moore(ts)》
ラルフ・ムーア(ts,ss)、デイヴィッド・キコスキ(p)、バスター・ウイリアムス(b)、
ビリー・ハート(ds)。
《Ralph Moore Blog紹介》
①『Round Trip』(85) №1 細く硬く・ギクシャク・デビュー作
①『Round Trip』から2年後の録音。
ギクシャク感は無くなったが、やたらとフレーズをブチ切る。
まるで、ケニー・ギャレット(as)の臭いがする。
硬い音から柔かく変わり、非常に聴き易い。
堂々と・潔い、ブチ切れフレーズはスリリングでサマにな。
若手のメンバが多い、初めて知るキコスキ(p)。
ドラムとのインタープレイは斬新で張詰めた緊張感がGood。
①のドラムはK.ワシントン、リムショット多発でインパクト抜群。
今回のB.ハートはそれ以上のインパクトが。
A#2 初のソプラノ、何てつまらんことを。
まるでBGM、「チンタラ・チンタラ」とメロディーを流すだけ。
4枚の内ワンホーンはこれだけ、充分にアドリブが堪能できる。
だからか、曲により出来・不出来のバラツキが良く分かる。
その鍵を握るのはドラム・B.ハートだろう。
ムーアのブチ切れフレーズとピアノに注目してお楽しみください。