端展№3 軟派?硬派?EU二流?!《ベルント・ローゼングレン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「ベルント・ローゼングレン」のレコード紹介です。ルンルン

 

軟派か?硬派か

性の無さが浮き彫り

これジャア~流扱い?!
 ③『サプライズ・パーティ』(83)
《Surprise Party/Bernt Rosengren(ts)》
ベルント・ローゼングレン(ts)、ダグ・レイニー(g※)、ホレス・パーラン(p)、
エスパー・ランドガード(b)、エイジ・タンガード(ds)。

《Bernt Rosengren Blog紹介》
 ①『Komeda Jazz Vol.1』(60.61)    ②『Summit Meeting』(84)
瑞典№1 スウエーデンとポーランドの融合ジャズ 瑞展№2 何て、礼儀正しいバトル!!


やっとベルントの1ホーンアルバムを手に入れた。
②『Summit Meeting』はテナー2本だった。

 

この③は随分と手クソに、リズムへの突っ込みが甘い。

だから、キマキするスリル感が不足。
タイトルの「サプライズ」はまるで嘘。

②では、コルトレーン風音質でグイグイ迫った。
当③は随分と軟派な音質で、硬派は僅かな曲だけ。
この一貫性の無さはEU流ジャズマンの証か。

ただ、メロディー重視のH.バップを演ってくれるのは有り難い。
USジャズには無い粋無垢な温度感が味わえるのが嬉しい。

 

音譜 随分と派な音質になったベルントの演奏をお楽しみ下さい。