伊№6 イタリアが喰い潰された《フランコ・アンブロゼッティ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
    ジャズトランペット「フランコ・アンブロゼッティ」のレコード紹介です。ルンルン

 

破れカブレ・き響きのベニー・ウオレス

ヘタクソ・モードのイタリア野郎・フランコ

ウオレス!! 気ボケのイタリアを喰い潰す
②『クローズ・エンカウンタ』(78)
《Close Encounter/Franco Ambrosetti(tp)》
フランコ・アンブロゼッティ(tp,fl-h)、ベニー・ウオレス(ts,ss)、
ジョージ・グルンツ(p)、マイク・リヒモンド(b)、ボブ・モーゼス(ds)。
《Franco Ambrosetti Blog紹介》

①『Heart Bop』(81)

伊№3 人材不足で一躍有名人

 

このレコードはニー・ウオレス(ts)狙いで買った。

アンブロゼッティのラッパは好きになれない。

イタリア風土のせいか、やたらとるい。
下手クソなモード奏法は音階練習にしか聴こえない。

このアルバムでも同じだ。
 

ウオレスの2ホーンは初めて。

1人よがりの演奏者がどんな演奏をするのか?

と、思いためしに買ってはみた。


ウオレスは80~82年録音を4枚紹介したが、全てワンホーン。
どれもアドリブ・スタイルは馬鹿の一つ覚えの如し。
④『プレイズ・モンク』は、まるでモンクのテナー版。
T.モンク(p)の何倍もの音数をテナーで演ってしまう。
1音毎に音が上下にタウチ回る。

 

このレコードは以前紹介したモノから2年遡る。
大きな違いは、1音毎に音が上下に動き回らない。

音質は変らずサックスの壊れた音。モード奏法に準じたフレーズ。


A#3「Some Day My Prints Will Come」​​​​が凄まじい。

フリーキー、破れかぶれの騒音がき響く。
こんな爆発的アドリブは80年代では演ってない。

エリック・ドルフィー(as)のテナー版ともいえる。
 

音譜 別な演奏ですが、コンサートのイヴ映像をお楽しみ下さい。