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ジャズサックス「ベニー・ウォレス」のレコード紹介です。
ギクシャク・フレーズとドタバタ・ドラム!
こんなピアノレス・トリオは肩が凝る!
「吹奏楽部新入部員の演奏」と、妻が言った!
③『ビッグ・ジムズ・タンゴ』(82)
《Big Jim's Tango/Bennie Wallace》
ベニー・ウオレス(ts)、デイヴィッド・ホランド(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)。
《Bennie Wallace Blog紹介》
①『The Free Will』(80)
②『~ & Chick Corea』(82)
№1 「巧い・綺麗」に飽きたら №2 チック・コリア(p)が前衛へ誘う
①『The Free Will』のピアノがフラナガンで乗りまくる。
②『~& Chick Corea』のチック・コリアで前衛っぽく。
この③ではピアノは撤収、丸裸のウオーレスが聴ける。
ピアノレス・サックストリオは好きだが、これは少々ハードルが高い。
その原因はエルビンのドラム。
タイトルは『~~タンゴ』だが、カリブ風に・崩した4ビートやら。
エルビン特有の馬鹿力ドラムのためか、全く乗れない。
ギクシャク・フレーズとドタバタ・ドラムでは乗るに乗れない。
スタンダード曲唄ものではギクシャク・フレーズが合わない。
違和感だらけの異次元の世界に突入。
エリック・ドルフィー(as)が「演歌」のアドリブを演奏している。
そんなイメージか。
代表的アルバムに『プレイズ・モンク』がある。
安価だがテナーのモンク版、と思うと購買意欲が湧かない。
3枚のウオーレスがリビングに居る妻の耳に入り言った。
「吹奏楽部の素人・新入部員の演奏のようだ」。
マトを得てるかも。
乗れないギクシャク・フレーズとドタバタ・ドラム、面白いのでお聴き下さい。