№5 《②ウィントン・ケリー(p)》誰?誰か解るジャズピアノ | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルン  ご訪問ありがとうございます。
    ジャズピアノ「ウィントン・ケリー」のレコード紹介です。ルンルン

明るく・楽しい音、ジャマイカ出身の気性
シンバルレガートに合わせたズムの乗り
愛され続け10年後、若干39歳・トロントで

⑤『ウィントンケリー/枯葉』(61)
《Wynton Kelly!/枯葉》
ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、サム・ジョーンズ(b)、
ジミー・コブ(ds)。
《誰か解るジャズピアノ Blog紹介》 
①『Ray Bryant Trio』(57)      ②『Con Alma』(60)
№1 《①レイ・ブライアント(P)》           №2 《②レイ・ブライアント(P)》
③『Sonny Clark Trio』(60)     ④『Kelly At Midnite』(60)
№3 《ソニー・クラーク(p)》             №4 《①ウイントン・ケリー(p)》


ジャズピアノ、「このッチは・・・あの人」。
そんな個性を掴んだら、もっと興味深く楽しめる。
前回に続き「ウィントン・ケリー」。
だが、このアルバム⑤は嫌い、演奏がタモタしてるもんで。

「コーン・コーン・コン・コン・・・」ンポン玉が弾(はず)む音。
明るく・楽しく、フレーズはブルージーに仕上げる。これがケリー節。
こんなにジャズ感満載だが、ケリーは「ジャマイカ」出身。

本質的に陽気だから明るく・楽しく。
このままでは脳天気ジャズだから、識的に「ブルージー」に仕上げてる。
ファンの多いケリーだが10年後の若干39歳、カナダ・トロントで界。

もう1つの特徴はリズムのとり方。
ピアノとシンバルガートのリズムが一緒。
シンバルレガートは「ターン、ツッ、タッ、ターン」。
ケリーは、この「タッ」の箇所に鍵盤を叩く。

「ターン」は1拍と3拍目。
その前の「タッ」はを1、3拍目の少し前(1/3前)の音。
叉は、ブロックコードで「タッ、ターン」とかましてくる。

この叩き方がストレートに乗れる。
ピアノトリオは静かに聴いては駄目。
両手のバランスを堪能したいならリュームを思いっ切り上げる。
ピンポン玉の弾む音と左手のリズムを堪能して下さい。
左手のブロックコードがジャズピアノの点、楽しさが増します。


音譜  ンポン玉の弾む音&両手のズム感をお楽しみ下さい