インスタントジョンソン じゃいオフィシャルブログ『マルいアタマをぐちゃぐちゃにする』powered by Ameba -157ページ目

ファンで気になる子

気になるって何だろう?

普段使う「気になる」は良くない意味で使われる場合が多いような気がする。

蚊に刺された所が気になる。

騒音が気になって眠れない。

あそこのガラクタが気になるからどかして。

いい意味だと、

いつも通る場所にあるベトナム料理のレストラン、前から気になっていたんだ。

みたいな。

これが対人になると、割りといい意味で使われることが多い気がする。


最初は全然好きじゃなかったのに、最近、○○君のことが気になっているの!

今、気になる子がいるんだ!

恋的な意味で使われることが多い。

以前、さまぁ~ず三村さんが僕のことを

「あいつ、何か気になるんだよ!」

と言っていた。

否、単なる違和感だろう。

では僕はどんな人が気になるのか?

検証してみよう。

パターン1

周波数

これは口で説明するのが難しいのだが、「気になる周波数」というものがあって、

僕の「気になる周波数」の数値と近い人、もしくはぴったりの人に僕は気になってしまう。

世間的に言う、波長、雰囲気、フィーリングに近いニュアンスだ。

これは男女問わずだが、格好いいとか可愛いという訳ではない。

かといって、見た目が関係ない訳でもない。

色んな要素を含めて「気になる周波数」が決まる。

過去に、男女合わせて10人くらいはいるだろうか。

意外に男性の方が多いかもしれない。

パターン2

鉄仮面

笑わない女性。

無表情な女性。

気になってしまう。

愛嬌たっぷりの女性、笑顔が素敵な女性は好きだし、可愛いと思う。

ただ、鉄仮面な女性は気になってしまう。

多分、恋とは違う。

この子を笑わせたい、この子の笑顔が見たい。

そんな衝動にかられるのだろうか?

もしくは、この子の過去が知りたい!この子の裏側を見たい!

そんなことかもしれない。

その後、まだ気になるか、気にならないかで、恋かどうか決まるのかもしれない。

パターン3

テキパキブス

お店の店員で、そんなに可愛くないんだけど、テキパキ仕事をする女性。

まっすぐな目力、堂々とした態度、媚びない姿勢。

何故か気になってしまう。

やはり、どこか鉄仮面気味だ。

パターン4

違和感

表情、性格、動作、発言、行動。

どこか一般的ではない感じ。

こんな人いないはず!

そう思わせる人がいると気になるのではないだろうか。

三村さんが言ったのもこれに入るかな。

パターン5

好意

これは単純にタイプとか、好きとか、まんま恋。

説明要らないでしょう。

まあ基本的にはそんな感じでしょうか。

で、ファンで気になる子となるとどうだろう?

大体、僕のファンの時点で違和感。

つまり、僕のファンは全員気になる存在になる。

だからといって、例えばうちらのライブ、コントを見て、鉄仮面は、

気になるけど困ります。

余命24時間。何をする?

イキガミの世界ですね。

もし、僕が、

「あなたの命は後24時間で消滅します!」

と言われたら?

リアルに考えてみます。

言われた時間が仮に昼の12時だとしよう。

12時~13時

感慨に更ける。


13時~14時

まず、余命24時間で何をしようか?

何をすべきか?

それを考える。

さらに、余命24時間が、もう22時間しかない!と焦る。


14時~16時

遺書、遺言を書く為の、筆と便箋、封筒を買いに行く。

文房具屋さんで、ポイントカードを薦められるが、多分貯まらないので断る。

街に出たついでに、死ぬ時の衣装を買いに行く。

「死ぬ時の衣装、どんなんがいいですかねぇ?」と店員に聞き、苦い顔をされる。


16時~18時

遺書、遺言の作成。

結構書けない漢字があり、ひらがなばかりだと死んだ後に恥をかくので、再び文房具屋さんに行き、漢和辞典、国語辞典を買う。

先程ポイントカードを作っておけばポイントが、500円分貯まっていたと後悔をする。


18時~19時

遺書、遺言の誤字脱字、文章がおかしくないかの確認、修正。


19時~21時


最後の晩餐。

嫁と琥珀と、嫁の手料理を食べる。

嫁に今後のことを頼むとお願いする。

その代わり、再婚相手のリストを作ってあげる。


21時~23時

相方や、お世話になった人達にお礼の電話をかける。

割りと長電話になってしまい、途中から1人10分とさせて頂く。


23時~23時30分

葬儀屋をやっている友人に電話して葬儀の予約と、値引き交渉をする。


23時30分~1時

言うほどお世話になってない知り合いの人達にメールする。

そのメールを見て電話をかけてくる人が結構いたので、1人5分の制限時間を設ける。


1時~3時

僕の持っている全財産を、遺言に隠された暗号の通りの場所に隠しに行く。


3時~6時

遺作となるコントのネタを作る。

三途の川のレスキュー隊のコントを作る。


6時~9時

葬式で流して貰うためのレクイエムソングを作る。

割りとポップな曲を作る。


9時~10時

最後のお風呂に入る。

爪を切る。

買ってきた服に着替える。


10時~11時

暇をもてあそぶ。

軽くウトウトする。


11時

恐い夢を見て目が覚める。


11時5分

食器を洗う。

ゴミを出しに行く。

11時10分

暇をもてあそぶ。

暇だから遊ぼー!と友達に電話する。

「お前、もうすぐ死ぬんじゃなかったの?」

と言われ、死ぬことを思い出す。

やべぇー!もう30分しかないじゃん!

と焦り出す。

11時30分

あたふたする。

11時35分

遺書、遺言を読み返す。

11時40分

死に場所を考える。

地図帳を見る。

今から移動したとしても、あまり遠くに行けないと、もっと早目に行動すべきだったと後悔する。


11時45分~55分

「死にたくないよー!」と叫ぶ。

11時55分

チャイムが鳴る。

隣の住人からうるさい!と言われる。

11時55分~11時59分

隣の住人と口喧嘩になる。

11時59分50秒

隣の住人に殴られる。

12時

死ぬ。

隣の住人が人を殺してしまったと慌てる。



これを書いたことによって、実際にこんな状況が起こったら、文房具屋さんのポイントカードを作ると思う。

遺書には、

「隣の住人は悪くない」

とあらかじめ書いておこう!





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秘密

僕には秘密がある。

誰にも言ってない秘密だ。

エルムと僕と二人だけの秘密だ。

その話をここでしようと思う。


まあエルムといっても皆さん知らないと思うので、紹介をしよう。

小学校の頃に仲良かった、阿久津君という男の子だ。

当時、エルム街の悪夢というホラー映画が流行っていて、エルム街の阿久津というところから、エルムと言われていた。

中学生に上がってエルムは引っ越しをしてしまい会うこともなくなった。

あれは僕達が小学五年生の時だった。

僕が住んでいたのは横浜市。

横浜というと都会、シティなんてイメージがあるが、僕が住んでいたのは藤沢市との境目に近い場所で、畑や田んぼ、林、沼なんかもあった。

今ではその場所も開発され、自然も少なくなったが、何せ30年近くも前の話だ。

小学五年生の夏休み、僕とエルムは近くの沼にザリガニを釣りに行った。

手作りの木と糸で作った簡単な釣竿に、家の冷蔵庫にある何かのお肉を餌にして、糸に結び付ける。

結構簡単に釣れる。

沼はサッカーのコートくらいの大きさで、林の中にある。

林の入り口に自転車を置き、そこから歩いて五分くらいの所に沼が広がっている。

その日も数人の子供達がザリガニを釣りに来ていた。

他の子供達や、僕がザリガニを何匹も釣っているなか、何故か、エルムは一匹も釣れなかった。

むきになったエルムはザリガニを釣るまでは帰らないとごね始めた。

周りの子供達は家路につき、その沼は僕とエルムだけに。

辺りは日が落ち始め、徐々に薄暗くなっていく。

エルムは釣るポイントを変えながら
沼の周りを移動する。

僕はエルムについて行く。

みんなが釣りをするのは、基本的に林の入り口側の、比較的整地された場所だ。

エルムはそこの対面の足場が悪い場所へ移動した。

僕は無造作にある岩を注意深く足を置きながら付いていく。

ちょっと足場に慣れて調子に乗ってスピードアップした。

三段跳びのホップ、ステップのように岩を飛んでいく。

気が付くと僕は沼の中にいた。

岸でエルムが何やら叫んでいる。

僕は溺れ、もがいているが、ドンドン沼に埋もれていく。

エルムが沼に飛び込んだのが見えた。

そこから僕は意識がなくなった。

目を覚ました時に緑と木の匂いがしたのを覚えている。

目の前にはエルムと知らないおじさんがいた。

僕はいかにも手作りといった木のベッドに寝ていた。

そのおじさんが助けてくれたのだ。

おじさんの家は林の中の大木をくりぬいて造った、不思議な家だった。

手作りの家の入り口の手作りの表札には、五美場と掘られていた。

おじさんは、ごびばと名乗った。

痩せていて、色白で、自然の中で何故かきっちりした黒い背広を着ていた。

背が高く感じたのは、当時僕らが小さかったからか、五美場が背が高かったのかは、今となっては分からない。

まあ、おじさんといっても、今考えると30歳前後だったんじゃないかと思う。

五美場は学校では教えてくれないことを色々教えてくれた。

楽しかった。

時を忘れた。

五美場の家で、何度も食事して、何度も寝て、何度も起きた。

どれだけいたかは分からないけど、その間一度も夜は見なかった。

五美場は色々教えてくれたが、その中でも、よく未来のことを話してくれた。

さすがに全部は覚えてないけど、印象的なものは未だに覚えている。


「いつか、東京タワーより大きな塔が出来るよ」

「みんなが電話を持って歩くよ」

「韓国の人が大人気になるよ」

「モンゴル人が天下を取るよ」

「自分の日記が世界の人に見られちゃうよ」

「東京、木更津間が行きやすくなるよ」

僕らは「嘘だ!嘘だ!」と聞いていたが、全て本当になっている。

他にも、

「人から髪の毛が消えるよ」

「ただのゴムで出来た棒をみんなが振り回すよ」

「小学生が雨を止めるよ」

「梅干しが世界で表彰されるよ」

「東京、木更津間がさらに伸びるよ」

なんてことも言っていた。

どれくらい五美場の家に居ただろう?

一週間にも一ヶ月にも感じられた。

ある日ふと親のことを思った。

「心配しているのではないか?」

「捜索願いを出しているんじゃないだろうか?」

もしかしたら夏休みも終わっていて、学校が始まっているかも知れない。

学校のみんなも心配しているかも知れない。

「五美場、僕帰るよ」

そう言った僕をエルムは寂しそうに見ていた。

五美場は

「そうだね。親が心配するね。楽しい時間をありがとう!」

そう言うと、五美場は沼まで送ってくれた。

そして別れ際、エルムに「君はみんなを助けるよ」

僕に「君はみんなをそこそこ笑わせるよ」

と言って、一輪ずつ花をくれた。

花びらが白と赤の二色で、葉っぱがオレンジの見たこともない花をくれた。


最後に「このことは三人の秘密だよ」そう言って、五美場は林に消えた。


家に帰ると、親が何事もなかったかのように、お帰りなさい!と。

日付は僕とエルムがザリガニ釣りに行ったあの日だった。

五美場に貰った花を図鑑で調べたが、載っていなかった。

その花は約30年間枯れることがなかった。

その花が、去年の秋に枯れた。

その一週間後、太田プロに一通の手紙が届いた。

~覚えていますか?エルムです。~~五美場から貰った花、今でも持っていますか?あの花が昨日枯れました。~~僕は今ニューヨークで弁護士をしています。~~阿久津忠

僕は、五美場が去年の秋に逝ったんだと確信しました。

エルムとのやり取りはその手紙だけでした。

住所もニューヨークということしか書いてなかった。

ゴメン、エルム、五美場。

秘密をブログに書いてしまった!










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