販売員から本社のSNS担当になりたい人が増えています。一方で、なったものの退職、のケースも少なくありません。
— 平山枝美◆13刷御礼『売れる販売員が絶対言わない接客の言葉』 (@emihirayama) February 7, 2025
SNS担当といっても、数字の責任はあります。
たとえば、投稿した商品の売上がどのくらいあるか、とか。
販売員の仕事から外れても、予算はついてまわります。
SNS担当になりたい、と言って頑張って
そして本社に所属することになる。
けれども、なんだか思っていた世界と違った
と、辞めていってしまうのです。
どうしてこのような状況が起こるのでしょうか。
なぜ、本社でSNSのしごとがしたいの?
EC担当や、SNS担当、もしくはPR(広報)に所属したいと考えている人は、多いものです。
でも、なぜそれになりたいかというと
格好いい感じがする
いま店でやっているSNSの仕事が楽しい
というように、
なんとなくの憧れや
自分に向いているかもしれないという予想のもとに考えられていることがわかります。
また、販売員の仕事を
毎日売上のプレッシャーに追われるし
休憩はコンビニのご飯で、お金も全然ないし
あんまり格好良くない
と、考え、現実逃避したい気持ちもあるでしょう。
本社での仕事は、こんなかんじ
しかし、SNS担当になったからといって
それから逃げられるのかというと、実はそうでもありません。
私自身はSNSの担当になったことはないのですが
話に聞いたり、本社で仕事をしながら広報だった友人の様子を見ていたとき、大変そうだな、という感想しか出てきませんでした。
- やりたいことがあっても、自由にできるわけではない(提案しにいくと、様々な社内政治に巻き込まれて却下される)
- 人と話ができる機会が減る(気軽に相談できる人間が減ることがある)
- 売り場と本社の板挟みに悩む(店長から文句を言われ、本社からは怒られる)
- 会社と家の往復だけで毎日が過ぎていく
- 撮影などの仕事はあるけど、それも家との往復
- 結局、売上の責任はある(掲載したものと売上の連動)
ミスマッチを防ぐためには?
(お客様からの笑顔が、自分を肯定してもらっていたと気がついた)
本社に行ってから活躍できる人と、できない人の違い
それでは、販売員から本社に行った人は
立派な志がないと仕事ができないのでしょうか?
というと、志よりも
売り場で何を感じるか、がキーポイントになってくるのではないか
と感じています。
ちょっと長くなりそうなので、明後日の更新で書きますね。
まとめ
SNSやECなどの本社での仕事。
実際の仕事はどのようなことをしているのかわからないので
ふんわりとした「憧れ」で目指してしまうことがあります。
でも、自分がその仕事に求めていることはなにか
それは自分がどのような人間だからかを考えると
案外、その仕事じゃなくてもできることかもしれません。
仕事の内容と、自分に付いての考えを深めていけるように
していきましょう。
というわけで
今日もありがとうございました。
それではまた今度!