【お客様に「◯◯していいですか?」と聞かれた時、「もちろんです!」と答えたら、お客様はどのように感じるものなのでしょうか】
ついつい
こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です
買ったものを家に帰るまで我慢できずに
ついつい開けてしまう人っていますよね
それ、私です。
だって、楽しみなんだもん
(ちなみに、匂いがするようなものなどは、開けません。大人なので)
はてさて、
今日のテーマは、久々に接客ワードについて。
先日、とある販売員の方と話をしていたとき
へえ、なるほどな、と思ったことがありましたので、
皆さんにシェアしたいと思います。
それは何かというと、
「私は、お客様から『あと一点試着したいです』など言われたとき、
『もちろん』じゃなくて『ぜひ!』って言うようにしています」
と、言われたこと。
もちろん、って元気で感じがいい販売員さんからよく聞く言葉なので
感じが悪い、と思ったことはなかったのですが、
その販売員さんは真剣な顔つきで、こう言いました。
「お客様からご指摘を受けたんです」
「もちろんって、言うまでもない、って意味がありますよね」
「だから、お客様は『今どき当たり前のことなのに、そんなことも知らないの?』って言われているようで、ちょっと嫌だな、と感じたと言われたことがあるんです」
それを聞いて
少数派ではあるけれども、たしかにそう受け取っている人も他にいそうだ、と感じました。
お客様の中には言葉のニュアンスに敏感な方もいますよね。
このお客様はその販売員と仲がよかったので、たまたま感じたことを冗談交じりに口にしてくれましたが、他にもいるのかもしれません。
一見良いと思うような言葉も、
調べてみると、意外と相手を不快にさせていることがある。
言葉を選ぶのは、難しいし
また、個性が出ますよね。
ちなみに私はどうしていたのか考えてみたのですが
「えっ!あと一点ご試着していただけるんですか?(ニヤリ)」
として、相手を笑わせてみたり
「ぜひ!ご試着していただけると、私が楽しいので、嬉しいです」
と感謝の言葉を口にしてみたり
「どんどん着ましょう。お洋服選びが上手な方は、とにかくたくさん試着されるってイメージがあります」
と、お客様のことを肯定したりしていました。
あまり、試着に喜びすぎると
「買ってくれるんだよね?」と、プレッシャーになってしまうので
「でも、ご自身でときめかなければ、断ってくださいね」
とお伝えすることもあります。
というわけで、
「もちろんです」という言葉について考えてみました。
言葉は、人を表すなあ、とつくづく感じた今日のブログでした。
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というわけで、今日もお疲れ様でした。
それでは、また今度!
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