【自分で考えて動いてくれるスタッフがいると、助かるなあ。そんなふうに思いますが、実際に売り場はどのように変わっていくのでしょうか】

 

顔用だった

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です

 

身体に塗るための日焼け止めを買ったつもりが

顔用でした。

 

全身美肌になってしまうかもしれない、

そんな可能性を秘めてしまいました。

 

そんなわけで(どんなわけ)

すでに結構予約していただけているようで

本当にありがとうございます&助かります。

 

 

 

はてさて。

 

今日のテーマはこちら。

 

昨日のブログはこんなことを書きました。

 

仕事ができる人って

自分でやったほうが早いから、と一人で仕事を抱え込んでしまうってことありますよね。

 

そして、一人でバタバタしている間に

スタッフから退職を願い出られてしまって

 

「なんもしていないくせに、なぜ!?」

と、なってしまうのです。

 

3ヶ月でスタッフを全員辞めさせてしまった挙げ句

それからもしばらくスタッフが定着しなかった、店長時代。

 

あるスタッフが入ってきてくれるタイミングで

私も気持ちを入れ替えなおしたら、最強のチームができました。

 

今日は、どんなふうに気持ちを入れ替え直し

スタッフと接したのか。

そして、どんな成果を出すことができたのかをお伝えしていきます。

 

スタッフが一向に定着せず、

もう10人くらいにはオープン準備の説明をした気がする。

そんなことを思っていたある日、私はついに店に一人になりました。

 

それじゃあ流石に店は続けられないということで

そのタイミングでインターンのスタッフ3人が入ってきてくれることになりました。

インターンなので、学校に通いながらスタッフの仕事をしてくれます。

 

しかし、来年の春、入社が決まっている人たちなので

絶対に辞めさせないで、と人事からも強く釘を刺されていました。

 

しかし私はまた、悩みました。

今までアパレルの仕事をしたことがないスタッフに、何から教えたらいいのか。

でも、一人で3人を一気に教えることはできない。

 

そこで、オープン準備などのやり方が決まっているものは別として

接客や、陳列については

まずは最低限のやってはいけないことを先に伝えて

自由にやってもらうことにしました。

 

とはいっても、いきなり自由に、といっても戸惑わせてしまいます。

私のやり方を見せて

 

「今、どんなふうに声をかけていた?」

と質問をしてみました。

私のマネをしてみて、と伝えるとどこを真似したらいいのかわかりにくいから

質問することで、注目する場所をわかりやすくしてみました。

 

そして、

「こんなふうに、お客様がびっくりしないようにすれば大丈夫」と目的を伝えて

後は、様子を見ました。

 

スタッフも、最初はおっかなびっくりな様子でした。

 

しかし、

やってだめなことをやらなければ注意しない

 

と私も伝えていたぶん、

私も常にイライラして注意することも極端に減りました。

 

というか、だいたいのことは多めに見ようと思うようになりました。

だって、すぐできないのは仕方ない。

 

できるスタッフを入れていないのは

人事だってわかってる。

だから、成果を出すのがゆっくりになるのだって、仕方がないじゃないか。

 

それに、皆とはながく過ごすんだ。

そう思って

とりあえずは、場の雰囲気をよくすることも考えて

(やったことは微妙でも、勇気を出してやってくれたことを評価するという意味で)

 

いつもはあれこれ注意していたことをやめて

いいじゃん!

もうできたの? 才能が溢れすぎ!

と声をかけるようになりました。

 

スタッフはのびのびとやるようになっていきました。

 

「横から話しかけたら、結構話してくれるようになったんですよ」

 

だなんて、本人も考えてくれるようになり

次第に、皆が

 

「こんなふうに考えてやってみようと思うんですけど

どうですかね」

 

だなんて言いながら、私に質問してきて

それぞれで仕事をしてくれるようになりました。

 

この話をまとめると

 

私自身が

「今完璧じゃないのは、仕方がない。

 だって、悪いのは私だけじゃないもん!」

 

と、開き直れたことが一番大きかったのだと思います。

 

そして一緒にいろんなことができるようになっていこうよ

という姿勢を見せたので

チームは強くなったのです。

 

以前は、こんなこと話したらダメかな、と思って遠慮した内容

たとえば

「顧客戦略を考えてって本社から言われているんだけど

 どうしよう」

だなんて、学生相手にもちゃんと、一スタッフという扱いをして相談しました。

 

もちろん責任を押し付けるわけではありませんが

意見を大事にしている、という姿勢をちゃんと見せるからこそ、相手も考えてくれました。

 

さて、この店は

予算対比で売上100%以上を連続して叩き出せるようになりました。

 

スタッフの評判も上場で、

新入社員として正式な配属が決まる時、3人とも

ブランドとして売上の高い、いわゆる優秀なスタッフが配置される店舗へ引き抜かれていきました。

 

私も、教育で力を発揮したということで

エリアマネージャーに昇格し、担当店が増えました。

 

どうやったら、考えて動いてもらえるようになるかは

新刊にもっと具体的で様々なエピソードをたくさん詰め込んだので

ぜひ読んでいただきたいのですが

ここで言いたいのは

 

なんとかなる

 

です。

ただし、何もしなくてもなんとかなることはなくて、

なんとかしなくては、何にもなりません。

 

みなさんが一歩を踏み出すきっかけが

今日のこのブログや新刊で御役に立てれば嬉しいな、と思います。

 

 

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「若手と一緒に成果を出したい!」と、思ったら。

ー自分で考えて動きたくなるチームの作り方のヒント45

 

 

というわけで、今日もお疲れ様でした。

それでは、また今度!

 

 

 

 

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