【似合っているのに、悩んだあげく、買わない。不思議ですよね。お客様はこんな時、どんなことがネックになっているのでしょうか】

 

金ピカです

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。

 

意識しているわけではないのですが

なぜか、金アイテムが増えます。

 

金ピカのバッグに

金ピカの日傘、

金ピカの靴……。

 

いつか、全身金ピカになる日も遠くない気がします。

 

はてさて。

 

私が金アイテムをつい買ってしまうのは謎ですが

同じく謎なのが、悩むお客様の気持ち。

 

というわけで、今日のブログのテーマはこちら。

 

先日、ツイッター(現X)でこのようなコメントをしました。

 

 

 

 

以前にも、ネットフリックスの番組

「クィア・アイ」の、来日版を読んで書いたこともあるのですが

 

「私はおしゃれをしたらいけない」

 

と、考えている人がいる、ということを

販売員の方にも知っておいてほしいな、と感じています。

 

とある、衣料品を扱う雑貨店や、スポーツショップで研修をしたときのこと。

 

そこで

「自分は、スタイルも顔も良くないから、おしゃれなんてしてもダメなんです」

 

という意見を何人かから聞きました。

 

私はとてもびっくりしました。

 

なぜなら

 

自分に自信がないからこそ、

おしゃれになって、自分を素敵に見せて自信が持てる

 

と、考えていたからです。

 

私は、学生時代、

流行りにも疎く、友人付き合いが苦手で

なんとなく自分のことを「ダサい人間」と思い、劣等感がありました。

 

自信がついてきたのは

おしゃれで外見を変えたからです。

 

「私は、おしゃれだから大丈夫」という根拠ができ

知らない人とのコミュニケーションや、

知らない店に入る勇気を持てました。

(しかし、今でもおしゃれな場所に入るのはちょっと、いや、かなり勇気がいるのですが)

 

そのことを

「私なんておしゃれをする価値がない」

 

と言っていた方に話すと、どの方も

すごく明るい顔をしてくれて

 

「おしゃれは、元がダサい人のためにあるんだと聞いて、前向きになれました」

「おしゃれは、自分を守ったり勇気を出すためのものと聞いて、やってみたいと思いました」

と、前向きな言葉をくれたのです。

 

普段、私達は接客をしながら

何を話そうか

どうしたら買ってくれるのか

 

で、頭がいっぱいになってしまいます。

 

ですので、鏡の前で悩んでいるお客様に対し

どうしたら買ってくれるんだろうか、と

必死に言葉を重ねます。

 

しかし、お客様の中には

 

こんな私が買ってもいいのだろうか

 

と、悩んでいる人もいるかもしれません。

 

おしゃれをしてはいけない

 

とまでは思っていないかもしれないけど

 

「こういうのは、おしゃれな人が着るものだよね」

 

なんて言葉は、よく聞く言葉です。

 

そんな時、どんな言葉で励ましてあげたらいいでしょうか。

 

「お客様のような方だからこそ、この服はしっくりとお似合いになるのだと感じます」

「ほんのり雰囲気が変わって、より素敵になりましたね」

 

などでしょうか。

 

似合います

とか

一方的なメリット説明ではなかなか動かないお客様の気持ちも

 

お客様の心情を理解したうえで伝えると

動いてくれることがあります。

 

買いに来たときのお客様の気持ちだけではなく

買いに来る前、後の気持ちを考えて向かい合えるといいですね。

 

新刊の発売日が、6月13日(木)から一週間ずれて

6月20日(木)になりました。

 

「若手と一緒に成果を出したい!」と、思ったら。

ー自分で考えて動きたくなるチームの作り方のヒント45

 

よろしくお願いします!

 

 

 

 

というわけで、今日もお疲れ様でした。

それでは、また今度!

 

 

X(旧ツイッター)更新しています

 

 

https://x.com/emihirayama/status/1745699120394936525?s=20

 

 

 

 

 

 

インスタ↓

 

 

法人のお問い合わせ

入社前の研修から、新入社員研修、顧客づくりの接客や、仕組みづくり、本社での顧客戦略のサポートまで、さまざまな職種、業界に合わせてサポートします!

 

ご依頼について

 

 

【書籍のご案内】
13刷御礼!!ロングセラー!!
台湾やベトナムでも翻訳されて読まれています。
キンドル版もあります。

 

 

 漫画版もあります。

 

 

 

 

 

文字が苦手な販売員でも、楽しんで「喜ばれる接客」ができるようになる本。