【「日本製です」と同じことを言っているのに、「で?」と思われる人と、「この人、賢いんだな」と思われる人には違いがあります】

 

克服なるか

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。

 

販売員時代、ハイヒールを履いていたせいか

反り腰で、下っ腹がぽっこりです。

 

というわけで、1ヶ月間姿勢に気をつけて生活してみます。

さて、どうなるか。

 

はてさて。

 

気をつける、といえば

今日のテーマはこちら。

 

 

「日本製です」

とか

「こちらは、すごくシルエットがきれいでー」

とか、商品知識を話し始めると

大抵のお客様は

 

ふーん

 

という反応を見せます。

 

でも、知識を話したとき

「この人、よく知っていて賢いんだな」

 

と、関心される人もいます。

 

何が違うのでしょうか。

 

先日、洗濯機を見に行った話をしましたが

そのとき接客してくれた販売員とのエピソードをまたご紹介しましょう。

 

その販売員さんから

「今まで、どのような洗濯機を使っていましたか?」

「買い替えの理由はなんですか?」

と、聞かれました。

 

その時、とある故障理由を伝えたのですが

 

「ああ、そういう時はやはり日本製が未だに強いですね」

 

と、答えたのです。

それを聞いて

 

「へえ、知らなかったなあ」

「この方、詳しくて頼りがいがあるな」

 

と、感じたものです。

 

大抵の場合、声掛けの時点で

「こちらは、日本製です」

と、言われるのですが、そうなると

販売員さんの知識を一方的に話されているようで、ピンときません。

 

「で?」と反応してしまうし

状況によっては

「この人、知識を喋りたいだけなんだな」

に、なってしまいます。

 

今回は洗濯機の例をあげましたが

衣料品でも、化粧品でも、インテリアでも

あらゆる接客で

 

商品説明

 

の機会はあります。

 

その際、その説明を、どのタイミングでどのように話すかによって

知識の受け取り方は違ってくるものです。

 

ポイントは

  • お客様に聞かれたときに、関連したものを話す
  • こんなときに、このメリットは役にたちました」と、経験を話す
です。
 
お客様が、自分にとってメリットを感じるように知識を話すと
好印象を残せること、覚えておきましょう。
 
また、こちらは余談ですが
声掛けの際、お客様の気を引くための
商品説明(ワンポイント商品説明)というテクニックはあるのですが
この際はお客様が
 
へえ、意外!
とか
それは、いいですね!
 
と、思うような言葉を選ぶ必要がありますね。
 
たとえば
 
(洗えなさそうなコートに対し)こちら、なんと家で洗えるんです。
 
と、「なんと」を足しても通じるような知識であることが必要です。
「なんと、日本製なんです」と言っても、ちょっと白々しいですよね。
だから、声掛けの際に
 
「日本製なんです」
 
と言っても、空振りしてしまうのです。
 
接客の際、知識は販売員の味方になってくれます。
だから、絶対に毎日コツコツ、知識をつけたいものです。
知識の付け方については、他の日にブログで書いているので今回は割愛しますが
毎日検索してみる、などすれば一日一つ、知識は増えます。
 
しかし、それをただ喋ればいいのではなく
お客様に合わせると、賢く、頼れる販売員に見えるようになるのですね。
 

意識して実践していきましょう。

 

さて、今日はこれからまた

5月に出す新刊(若手とブランドの未来を作る本)の、チェック作業です。

 

がんばるぞー

 

 

というわけで、今日もお疲れ様でした。

それでは、また今度!

 

 

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