【売れない日が続くと、誰しもが「私は接客が苦手なのかな」と思うもの。本当に、向いていないのでしょうか】

 

向いていないなあ

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です

 

カメラの前で澄ました顔を頼まれたのですが

どうも、ニヤけたり変な顔をしてしまい

おすまし顔は向いていないなあ、と実感したのでした。

 

はてさて。

 

 

向いていない、といえば

今日のテーマはこれ。

 

皆さんは接客に向いていますか?

 

私は、接客についてはどのような方も向き不向きはないと考えています。

なぜなら、接客の8割は技術だから。

練習とか、勉強することで、上手になれます。

 

しかし、あるスタッフの接客指導をしたとき、

 

「これは正直、この人は厳しいかもしれない」

 

そう思った時がありました。

 

目が合わせられない、とか

引っ込み思案とか、とか

そういう問題だけではないのです。

 

お客様が店を出ているのに、追っかけて話しかけにいってしまったり

(ものすごく遅いファーストアプローチ)

お客様が話していることを全く聞けず、

せっかく何か話してもらっても、言葉が返せないのでした。

 

何度

「お客様から店を出たら、もうしつこく追いかけちゃだめ」

「お客様が話しているときは、何も考えずにとにかく聞こうね」

 

と伝えても一向に改善せず、

私も疲労を感じていました。

 

しかし、彼女自体は、接客を頑張りたい、と言ってくれました。

お昼ごはんを一緒に食べながら

 

「人と話すのは難しいと思うけど、自分を変えたい」と話してくれたのを覚えていました。

 

私はその頃、もう転職が決まっていて

できることは限られていたのですが

 

  • 毎日、自分からスタッフに挨拶をして、そのタイミングを振り返って
  • 接客をしたら、その時のお客様の気持ちを想像してみて。たとえば、表情からどんな気持ちだったかを想像して
と、毎日やってほしいことを伝えました。
 
数年後、
私は転職し、その後独立をし
ファッション販売の記事を書くために
自分がいた会社を訪ねました。
 
その時、彼女がエリアマネージャーとして活躍していた話を聞きました。
私が会社を訪ねたその時は、
すでに彼女は別の職についていたようですが
私の後を引き継いで彼女の指導に当たった後輩が
 
「本宮さん(仮名)、あれから毎日、言われたことをやってメモをとっていましたよ。
 挨拶のタイミングとか、自分なりに理解してできるようになってきたし、私もびっくりしました」
 
「それができるようになってから、自分で接客の本とか読んで勉強しだして。人って変われるんですね」
 
私はその話を聞いて
毎日、積み重ねていくことの大切さ
 
諦めないということはどのようなことなのかを、知ることができました。
 
今日のテーマに戻りますが
接客に向いていない人は、いません。
 
ただ、最初から諦めてしまっている人や
やるべきことを見失っている人は、難しいのかもしれません。
 
たしかに、
 
陽キャで、気遣いができて、おしゃれ
 
っていう素質に溢れた人は、ものすごい向いています。
(というか、どんな仕事でもできます、そういう人って)
 
しかし、それもやり方を分解してみれば
練習次第でそこに近づけるのです。
 
私自身も「自分は向いていないなあ」と思うことはあるのですが
向いている人に近づくために自分ができることって何かな?と考えながら
仕事をやっていきたいな、と思うのでした。
 
余談ですが、この話はこの方のブログを拝見して思い出し、書きました。
 

 

 

 

24時間で文章が消えて、更新されてしまうので

その記事はないのですが、毎日の自分のやる気を支えてくれるものなので、

皆さんもよかったら更新を楽しみにしてみてください。

 

 

というわけで、今日もお疲れ様でした。

それでは、また今度!

 

 

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