【販売員にとって親しみやすさは欠かせない要素。でも、お客様との距離感も掴めないし、お客様から話しかけられないことが多い気がする。そんな時、どうしたらいいでしょうか】

平山です。

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。

この名字になってから、下の名前で呼ばれる機会が少ない私です。
ちなみに、以前の名字の時、あだ名はまるちゃんでした。

はてさて。

 

今日のテーマはこれ。



今日のテーマはこれ。

名字呼びの話で今日はスタートしてみましたが
私は以前から、ちょっと近寄りがたいと感じさせてしまうことが多いのです。

顔が、クール系なのか?
というと、そうでもなく、どちらかというと
タレ目で童顔、顔の形も丸い人間なのですが

(町内一トッポジージョに似ていると思っている)

なんとなく、距離を置かれてしまいます。

そのため、あだ名や下の名前でも呼びにくいらしく
下の名前で呼ぶ人は、親を含めて10人くらいではないかな?といった感じです。

つまり、何が言いたいのかというと
見た目の印象、というよりは、キャラ的に近寄りがたい、と考えられているのです。
天真爛漫キャラに憧れて、そう振る舞ってみたこともあるのですが
単なる不思議ちゃんと受け取られてしまい、敗北しました。

以来、素でいようと決意し
平凡、かつ、ちょっと真面目な講師として仕事をしています。

さて、講師として仕事をしていくなら
まあ、それでもなんとかなるのですが
問題は、販売員として仕事をしていた時です。

お客様に、なんか近寄りがたいと思われてしまうと
致命的
なのです。

だって
「すみません、これってサイズありますか?」
と聞かれるほうが、売り上げが取れます。

私のほうがお客様の近くにいたのに
わざわざちょっと遠くにいた後輩に話しかけに行ったお客様を見て私は危機感を覚えたものです。

そんなわけで、私がやったことはなにかというと
オーラ作りでした。
最初は表情だけ作っていたのですが、張り付いた笑顔になって増したのは恐怖のみでした。
売り場にある鏡にちらったと映った自分の顔をみて引いたことを忘れられません。


内側から溢れる何かがないと、人の醸す空気は変わらないとわかった瞬間だったのです。

オーラってじゃあ、どうしたら作れるのか。
試行錯誤した末に辿り着いたのは

こんな人になりたいな

という人を思い浮かべて、なりきってみる
です。

とは言っても、別に芸能人を思い浮かべる必要もありません。
みなさんの身近な人で、ほがらかで、楽しい人はいませんか?

ちなみに、私の中のイメージは、20年お世話になっている美容師さんです。

そのかたは、上品で落ち着いているのに、下世話な話も楽しくできる素敵な方です。


髪の毛を切った後、私のことを鏡越しに覗き込んでくれるときの表情が好きで、

私もお客様と一緒に鏡を覗き込む時はその表情をイメージしてみました。


売り場に立っている時は、一番誤解されやすい時間です。
その時も、その美容師さんの立ち居振る舞いをイメージして、モノマネしてみました。

どう歩いている?
顔の向きは?
口角は?目元は?


そして、その人から出ているものはなに?
(スピリチュアルな話ではなく、あくまでイメージです)

その美容師さんは、いつも柔らかいパステルパープルが溢れているイメージなのですが、そこは、私だとクリームイエローくらいかなー

っていう感じで、自分からもそういう何かを出しているつもりになって、なりきる。

そして、そのイメージのまま、売り場に立つのです。

最初のうちは、ちょっと演技っぽく、ぎこちない印象になりました。
仕方がありません、だって私は、その美容師さんではない。

でも、なりきっているうちに、だんだんなりたいイメージと自分自身が混ざり合って、自分だけのキャラクターになっていきます。
そうすると、無理をしていない、なりたい自分が出来上がってくるのです。

こうして私は、話しかけやすいオーラをつくりました。

無事に「試着してもいいですか?」と聞かれるようになりましたし
自分の固いキャラがちょっと柔らかくなり
自分から人に話しかけられるようにもなりました。

そうそう、自分の硬めキャラを脱却するには
自分からどんどん話しかける
のも手です。

私は研修をする時は

研修する準備をしている間、受講者の皆さんから
大体、近寄りがたいと思われがちなので
自分から

「今日も来てくださってありがとうございます」と話しかけ

 

そんなにクールでもありません!

普通です!

 

と、アピールするために話しかけるようにしています。

そんなわけで、今日は話しかけてもらいやすくなる
オーラについて、体験談を通じて話しかけてみました。


 

というわけで、今日もお疲れ様でした。

それでは、また今度!

 

 

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