【コロナ禍感染症で客数が減ってきたかも。そんな時、目の前の売上ばかり追いかけていませんか?】

認めないぞ

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です

皆さんは花粉症ですか?
私は違うと信じているのですが、なんだか目が充血してきたような

周りは「それ絶対花粉症だよ」と言うのですが
「違うぞ」と言いながらばっちり花粉症対策です。

しかし、やっぱり花粉症かなあ
困った困った

さてはて。

今日のテーマはこれ。



皆さんの店、客数はどうなっていますか?
お正月の慌ただしさが落ち着いたせいなのか、それともコロナ禍だからなのか。

去年と比較しようにも、やや状況も違って判別しづらいものです。

ただ、一つ言えるのは
「来店を促しても、来れない事情があるなら、来店できない」ということ。

それなら、今集客のために全力を出してもあまり意味がありません。

お客様が「店に行きたいけど、今は行けない」という状態なら
店に買い物に行く時「そういえば、あの店に行きたいな」と思ってもらうための準備
力を注ぎましょう。

と、ここまで話をすると
みなさん「そのとおりです」と聞いてくださるのですが、売り場に出るとついつい目の前の売上をとるために力を全振りしてしまうのです。

例えば、
商品の店間移動などでバタバタしてしまう
来客数が少ないので、一人も逃せない、と作業が手に付かない
閉店後、その日の売上検証はしても、その先のことを考える時間がとれない


などなど。

その日その日の売上を大切にすることは決して悪いことではないのですが
これでは、コロナ禍が落ち着いてから客数が戻ってきません。

どうしたらいいのでしょうか。

ポイントは

①コロナ禍が落ち着くまでの間、お客様が戻ってきてくれるような施策をする
②その施策に割く時間を、スケジュールに入れる


の二つです。

①の施策に関して客層によってやり方がかわりますが
一般的なのは

DMを出す
電話する
SNSで発信する

の3つです。

この3つの施策は「買ってね」ではなく「忘れないでね」を目的にしています。

「買ってね」のメッセージにすると
「今はいらないから、もうこの店には用がない」とあっさり忘れさられてしまいます。

来店できないお客様の気持ちに寄り添うことを重視したいので
DMなら商品の紹介やフェアの告知ばかりでなく
「最近いかがお過ごしですか? お話できずに寂しいですが、またお話できることを楽しみにしています」
「春服を買う時、春らしくならずに困ったな、などあったらぜひご相談ください」

など、気遣う一言や、次に会える時期をイメージする一言を伝えて印象づけましょう。

電話する、は、顧客様とのつながりが特に強い店でよく行われていますね。
何も用事がないのに電話しても不審ですので
「◯◯様にピッタリなスカートが入荷したのでご連絡したのですが、お元気かどうかも気になって」
など、伝えてみてもいいですね。

SNSは、ライブ配信などでチャットのやり取りをすると
お客様の側から見ると「頻繁に連絡をとっているうちの一人」という印象を与えられます。

ライブ配信を見てもらうためには、日頃のストーリーズや投稿を見てもらう数を増やし
配信に気づいて貰う必要があります。

ですので、日々の投稿が

お客様に役に立つ(元気になる/見て得したと思う豆知識がある/知りたい情報がある)
というように「伝えたい」ではなく「気付いてほしい情報」になっているかを考えましょう。

今、3つの施策について紹介しましたが
自店の客層に合わせて、何を

さて、やることはリストアップできたとして
問題は「バタバタしていてできない」からどう脱却するかです。

それは、ただ一つ。

スケジュールに入れる

です。

「いつかやる」「時間があるときにやる」

と思っていると後回しにしてしまって、絶対にやりません。
ちなみに、このブログも

「時間があるときに更新しよう」
と思っていたら、3ヶ月更新が止まってしまったことがありました。

それ以来

月・水・金の1時からブログを書く

と決めており、それ以来その日はブログを欠かさず投稿できるようになりました。

なので、なんとなーく今すぐやらなくても、今決めなくてもいいかあ・・・

と思っていることほど

いつ・どこで・誰がやるのか

を決めましょう。

週間スケジュールの何曜日にやる
自分がその計画をたてているとき、スタッフの誰にレジ締めをやってもらう

など、考えておけば時間を作りやすくなります。

そして、それをスタッフにも伝えておきましょう。

人に伝えておけば
「やらなきゃ」感がアップします。

私も皆さんにいつブログを書いているのか伝えたので
より頑張らないとな、と思いました。

というわけで、まとめ。

コロナ禍で客数が減っている時は、目の前の売上づくりだけでなく
コロナ禍が明ける頃に再来店してもらえるような施策(種まき)をしておきましょう。

また、その時間をスケジュールに入れて、後回しにしないようにしましょう。

 


 

というわけで

今日もお疲れさまでした。

それではまた、月曜日

 

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