【いつもの接客をしているはずなのに、雨の日は何故か売れない気がする。それはなんででしょうか。そして、どうしたらいいのでしょうか?】

白菜だった。

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。

キャベツだと思っていたそれは、白菜だったのです。

コールスロー作ろうと思っていて、頭の中がもうコールスローだったのですが
どうしようかなあ、と冷蔵庫の前でしばし沈黙しました。

はてさて。

今日のテーマはこちら。

 



2021年11月22日のブログを、加筆修正してお届けします。

冒頭の白菜も、11月に書いたブログだったから、冷蔵庫にあったのですね。

 

では、さっそくどうぞ。

 


先日、この本を読みました。

 

 

 

で、雨の日は自律神経が乱れやすい、と書いてあって
そう言えば、販売員さんってどうなんだろう?と思ったわけです。

そこで、こんなアンケートをとってみました。

 

 


OH……。
こんなにも低気圧の影響を受けている方が多いとはびっくり。

世の中的にも低気圧でぐったりとやられている人が多いし
販売員の皆さんもそうならば、これはもう

そりゃ、売れないだろう!

と、思ってしまったわけです。

そもそも雨の時って、


傘を持っていて商品をとるときに邪魔だし
雨なのに、買うものは「晴れのときに使うもの」をイメージしているから、

商品を見ている時ピンとこないし
買う側も、売る側も全く調子がでません。

双方そうなら、もう店を閉じたほうがよくない!?
などとも考えるのですが、雨の日でも売れるようになる方法はちゃんとあります。

どんなやり方があるのか、考えてみましょう。

 

  1. 無理に元気を出さない
  2. 雨の日ならではトークをする


1.無理に元気を出さない。



雨の日って、元気が無いなら元気を出していこうぜ!!

みたいな空気があります。
多分、気持ちが重たいってことが伝わっちゃうから、売れないんだよね!
と、考えます。

 

私も気持ちを切り替えるために服を着替えたりしていました。

でも、先程もお伝えしたように
お客様もなんとなーく、身体が重たいのです。
気持ちが優れないのです。

自分に置き換えて考えていただきたいのですが
風邪引いて具合が悪いとき、テンションマックスで話しかけられると
「ちょっと面倒くさいな。静かにして」

と思いますよね。

なので、ここはお客様と波長を合わせ
落ち着いた接客
にしてみましょう。

ただし、暗くなりましょう、というわけではありません。


元気、というより優しく接客
という方がニュアンスが伝わりやすいでしょうか。

声ははっきり大きく。
そして、ゆっくり。

(ぼんやりしていると、早口は聞き取りにくいから)

イライラしてるなーと思ったら深呼吸。
低気圧の日は頑張っても仕方がない、というよりも
焦っても仕方がない日なので、落ち着いてマイペースにいきましょう。


 

2.雨の日ならではトーク
 

雨の日には、雨の日のトークがあります。

それはなんでしょうか?


人は、ついさっき起こったことや、今起こっていることを身近に感じます。
なので

「雨の日にも便利」
「雨の日こそ」


といったトークに惹かれます。

例えば、コートの素材。


こういう素材は、雨の日こそ大活躍です。

水をさらっと弾いてくれるので、染みずにあたたかいです


あと、きれいな色の接客。

 


雨の日はいまいち調子が出にくいですよね。

でも、こういう日はきれいな色を着ると

(持つと・見ると・使うとなど、商品に合わせて)

気持ちがすうっと上向きになれるんです
 

 

など、色の効果を伝えてみても。

ちなみに冒頭でご紹介した本には

 

「明るい色は交感神経を優位にして、やる気をアップさせてくれる」
「反対に落ち着いた色は副交感神経を優位にして気持ちを安定させてくれる」

 

 

と書いてありました。
医学的にも、色の効果があると考えられているんですね。


ちょっと話がそれましたが、ここで雨の日の接客についてまとめてみましょう。

焦らず、接客すること。
そして、雨の日ならではトークをすること。


この2つを意識して接客しましょう。
朝礼などで、今日は雨の日だから元気だしていこう!
じゃなくて
「雨の日だから、落ち着いて接客しよう」
と共有してもいいですね。

雨の日はたしかに、お客様もなんとなく気持ちが晴れないもの。
だけど販売員と話をしていたら気持ちが明るくなってきた!
という方も少なからずいるでしょう。


雨の日は話しかけないほうがいい
とか
雨の日は接客しても無駄

ではなく、雨の日は雨の日なりの接客がある、ということを覚えておくとよいですね。

 

 

というわけで、

今日もお疲れ様でした。

 

身体に気をつけて

それでは、また今度💮

 

 

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