【トレンドカラーを知りたい、という声が多い。のですが、どのタイミングで何に使ったらいいのでしょうか】
茶渋との戦い
こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。
茶渋って、気がつくとついてますよね
落とすと爽快ですよね
でもまた、すぐ付きますよね。
茶渋ってエンドレスですね。
さてはて。
今日のテーマはこれ。
朝夕、涼しく感じられるようになりましたね。
このような端境期に店長の皆さんとお話をすると
「トレンドカラーについて知りたい」
と言われます。
トレンドカラーについてはこちらのリンクを御覧ください。
黄色とか、鮮やかな緑とか、心が踊りますね。
ところで、トレンドカラーとはいいますが
なぜ「知っておかないと」いけないんでしょうか。
「こちらはトレンドカラーで一枚あるといいと思います」
とか、おすすめするんでしょうか。
でも、
人気のある色じゃなくて、自分に合う色がほしい
流行りを買うと、来年着にくくならない?
という声もある中、
「こちらはトレンドカラーです!」と言うのはなかなかリスクも大きい気がします。
じゃあ、どんなときに「こちらはトレンドカラーです」が活用できるのでしょうか。
というわけで、トレンドカラーをどう生かしていくか、まとめてみました。
①トレンド=今年ならでは
トレンドカラーがなにか知っていると、その年ならではの新鮮さが出せます。
「去年も服買ったし、もういらないよね」
と思うお客様にも
「いらないと思ってたけど、なんかいいじゃん」
と思ってもらいやすくなります。
お客様が店の前を通った時に、ちょっと覗いてみよう
と思ってもらいたいならVPに。
店内を置くまで回遊してほしければ店の奥のマネキンやフェイスアウトに。
ぱっと目につくか、お客様の目線でチェックしましょう。
②同じようなデザインを持っていても使い分けられる。
お客様から「可愛いけど、似たようなもの持ってるんだよね」
と言われたことはありませんか?
でも、自分が好きなものって気になるし、いくつ持っていてもそれぞれ着る機会ってそれなりに作れるものなんですよね。
今年トレンドカラー、ということは去年まではそんなに見かけない色、ということ。
なので、同じようなデザインでも新鮮な印象になる、ということです。
接客では
「今お持ちの服にすぐ合わせられる形ですし、色が変わると気持ちが切り替えやすいですよね」
など伝えてみましょう。
ちなみに私は、いつもと違う色を着ると
「やる気スイッチ」が入ります。
③シンプルに「おしゃれな人」になれる
色の印象って強いですよね。
誰かと会ったときに、どんなバッグを持っていたかは思い出せないのに、どんな色のニットを着ていたか
は覚えていたりします。
だから、今年旬の色を取り入れると
旬の果物を食べるような「季節の楽しみ」を感じることができます。
気持ちを切り替えたいとか
スカッとしたいとか
おちつきたいとか
まったりしたいとか
そういうのを、自分の気分に合わせたトレンドカラーも味方になってくれます。
っていうのを、お客様に伝えると
「そっか。たまには色ものもいいかもね」
という気持ちになるかも。
コロナ禍でもんもんとしている方も多い中
「スカッと」とか
「気持ちが穏やかになる」
というキーワードは響くのではないでしょうか。
というわけで、トレンドカラーの使いみちについてお伝えしました。
「こちらは流行の色です」
ではなく、なんで流行色がいいのかを考えながら接客&売り場づくりできるといいですね。
あと、SNSでの色も関係あるのかも。
ちなみに某雑誌では
「重ね着は黒!」みたいな特集も出てました。
ベージュが流行っていたの揺り戻しかなあ、と思っています。
というわけで
お疲れさまでした。
身体に気をつけて、また明日!
ツイッターも更新中。
平山枝美/販売コンサルタント@emihirayama
店長に「今知りたいことってなんですか」 と聞くとトレンドカラーって返って来る頻度が高いので リンク張っておきます。 https://t.co/WaJX1va4nk
2021年09月13日 15:26
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