【マナーの悪いお客様。声かけするのも怖いし嫌だ……と思っていたけど話すといい人だった、なんてことありますよね】
想像と違う
こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です。
アロマディフューザーのスティックを買ったんですけど、短かったんですよね。で、差したあと気が付いたんですよね。
本当は、瓶から優雅な感じでスティックがビヨーンって伸びる予定だったんですけどね。
ミニヨンの頭みたいになっています。
さてはて。
今日のテーマはこれ。
売り場にいると、なんだかマナーの悪いお客様っていますよね。
商品をぐちゃぐちゃに戻したり、音を立てて置いたり。
むっとした表情をしていると声をかけづらいし
声をかけたところで、結構そっけなくされることもある。
なんですが、お客様一人一人にドラマがあるんだよなあ、と思うことがあります。
先日こんなツイートをしました。
平山枝美/販売コンサルタント@emihirayama
50代の男性にカーテンの接客をした時のこと。 「たまには1人でお買い物を楽しんで」と奥様に送り出されたそうですが「やっぱり妻がいないと寂しいね」とおっしゃっていました。 そして「おみやげは何がいいかなあ、このあたりで美味しいケーキ… https://t.co/Q31Flj9Zgt
2021年09月11日 11:29
このお客様、話しかける前は結構怖そうでした。
「素敵な柄ですよね、ゆっくりご覧になってくださいね」
カーテンを手に取っているお客様に話しかけても、こっちをちらりとも見てくれなかったので
「お部屋とのコーディネートなど悩まれた時はぜひお声かけください」
と離れていました。
すると、いくつかカーテンを見比べた後に
「こういうのは、流行ってるの?」
と突然話しかけられたのです。
流行りの柄が好きなのかな?なんだか意外だなあとおもいながら話を伺っていると
「いつもは妻が選ぶんだけどね。たまには1人で息抜きでもしてきてって言われちゃって、じゃあ、そろそろカーテン替えようって言ってたし僕が先に見にきたんだよ」
と少し照れ気味にぽつり。
見た目とのギャップに驚きつつも、見た目ではわからないことってたくさんあるもんだなあ、と思ったのでした。
私は常々、お客様から無視されるたびに
「もうすこし、人扱いしてほしい」
と思っていました。
でも、自分がお客様を「人」として見ていなかったんですね。
こう考えられるようになると、目の前のお客様のことをすこし優しい、そして余裕を持って見られるようになります。
「あの人、イライラしているけど、仕事で何かあったのかな」
「商品を落としても拾ってくれなかったけど、きっと考え事していたのかもしれない」
「試着室で預かった服がぐちゃぐちゃで戻ってきたけど、きっと家でも怒られているんだろうなあ」
こんなふうに思うと、すこし冷静な目で見ることができます。
以前、先輩から言われたのですが
「どのお客様も家に帰ったら誰かの家族だし、同僚だし、友達なんだよね」。
これからも誰かの大切な存在であるお客様と、良い関係を築いていきたいものですね。
お疲れさまでした。
身体に気をつけて、また明日!
ツイッターも更新中。
平山枝美/販売コンサルタント@emihirayama
店長に「今知りたいことってなんですか」 と聞くとトレンドカラーって返って来る頻度が高いので リンク張っておきます。 https://t.co/WaJX1va4nk
2021年09月13日 15:26
インスタ↓
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