【あったかい、が万人受けしない。って知ってました?】
いつもありがとうございます。
こんばんは、接客アドバイザーの平山枝美です。
先日とある商業施設に行ったら
「いつもブログ読んでます」
と声をかけていただき、とても、とても嬉しかったです。
改めてこちらでもお礼を言わせてください。
こうやって、いつも読んでくださっている方々のために、コツコツと書きますね。
さてはて。
ついこの間まで暑いと思っていたのに、いつのまにか寒い。
というわけで、今日のブログはこれ。
コートって「高単価だ!」と思うと、接客するときに肩に力が入ってしまいますよね。
で、商品提案する時に
あったかいですよね
しか出てこなくなったりするものです。
今日は、コートをより「素敵なもの」「必要なもの」「欲しくなるもの」と捉えてもらうためにどのようなことを話したらいいのか、トークについて考えてみましょう。
暖かいコートを探しているお客様が多い一方、
「実はそんなにあったかくなくてもいいんだよね」
と思っている人がいること、ご存知でしたか?
例えば、こんな人がいます。
「電車の中で汗をかいてしまうから、そんなにあったかくなくていい」
「赤ちゃんを抱っこしていると、そこだけ暑い」
「車移動が多いし、あんまり外にいない」
これらの人は
「あったかければ、それはそれでいいけど、それよりも○○○」
と考えています。
つまり、あたたかいことについては、優先度が高くない。
それよりも
「(すっきりしたデザインで)体温調節の為に巻くストールなどが巻きやすいほうがいい」
「脱ぎ着しやすくて、体温調節しやすいほうがいい」
「車に乗っているときにシワになりにくいほうがいい」
といったことが、購入の第一条件になっている場合があります。
もちろん「コートは暖かくないと嫌だ!」というお客様だっています。
(ちょっと記事が古いのと、コロナ禍での意識変化はあるかと思います)
自転車に乗ることが多い
駅から家までの距離が長い
とにかく寒がり
子供と公園に行く、など外に長時間いることがある
インナーを着込みたくないから
などなど、様々な理由があるでしょう。
大切なのは、接客しているお客様の優先順位が何かを知ることです。
どのお客様も「あったかい」と言えば売れる、というわけではない、と知り
「あったかいです」
と言う前にどんなニーズがあるのかを確認しましょう。
高単価で、売上に貢献してくれる秋冬のコート。
だからこそ、ニーズを踏まえて提案をしたいものですね。
というわけで
今日もお疲れ様でした。
それでは、また明日。
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平山枝美【新刊】あの人だけがなぜ売れるんだろう?@emihirayama閉店のお知らせを見て、残念そうに立ち尽くしているお客様を何人か見かけ、この店はたしかにお客様に愛されていたのだな、と思いました。 このお店に立っていた販売員の皆さんに伝えたい。
2020年09月11日 17:39
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